不可能を可能にする

考えてみると、この春にはヨーガを習い始めて3年になります。
このところ、今までできなかったことが少しずつできるようになってきたので、とてもうれしいんです…とは言うものの、よく考えたら、できないことが多すぎたんですね(爆)
 
でも、あきらめちゃいけないんだと思います。
よく周囲の人にヨーガをおすすめすると、返ってくる言葉が、
「わたしは体が硬いから」
というもので、もちろん本意は次のどちらか。
 
1.本当に体が硬いので、やりたいけどあきらめている。
2.実は興味がないのでことわりたい。
 
 
2番の方は、他にお好きな趣味を楽しんでいただくということで、わたくしが元気付けたいのは1番に当たる方です。
 
大丈夫です!
 
体が硬いからこそ、やわらかくなるのを実感できるんです!
 
だって、わたくしも、皆さんがきちんと先生のなさるように形を決めておられるのに、一人だけそこまで手も伸びず、足も伸びず、似ても似つかない形のまま、「呼吸だけはきちんと!」と自分に言い聞かせていることが山ほどあるんです。
おまけにその呼吸すら、途中でぜいぜいやってることもあります。
 
でも、それでいいのだと思っています。
 
完成されたポーズを目標にして、1センチずつ、1ミリずつ、手を伸ばし、脚を伸ばしているうちに、できなかったことが少しずつできるようになってくるのです。
吐いたり吸ったり、先生の指示にあわせて、呼吸も頑張れる日も増えてきました。
 
やればできるという実感は、お習字のときも踊りのときも、仕事やお稽古事のときはいつも実感してたのですが、ヨーガがもっともわかりやすく、しかも自己嫌悪から解放されるという点では、他の追随を許しません。
 
そう、書いていて気づいた(遅)
 
ヨーガって、できなくても自己嫌悪に陥らないんですよ。
むしろ、自己嫌悪というものから解放されていくんです。
どんなことも、できなければ目標が新たに設定されるだけで、その目標がまた、いつか必ず実現できる、まさに本当の意味の「目標」になっていくんです。
ヨーガのポーズや呼吸法はもちろんのこと、日常のいろんなことすべてにおいてもです。
できなくちゃかっこ悪いとも思わないし、自分が根性なしだとも思わないし。
 
「できない」=「これからできるようになること」
 
なんですよね。
 
やっぱ、ヨーガって楽しいなぁ。
 
「わたしはできないから」
は言い訳にしない。
だって、いつかはできるんだもの。
 
そんな強い気持を、ヨーガにもらった気がする。
 
ヨーガに感謝!
先生方に感謝!
一緒に楽しむ仲間に感謝!
世界のすべてに感謝!
 
ありがとうございます!!!