はてなからはじめまして

はてなからはじめまして

Yahoo!ブログから移行してきました。

もっと時間がかかるのかと思ったけれどそれほどでもありませんでした。

ざっくり10年分くらいでしたけれど、そんなにまめに書いていたわけでもないので。

イコン画像はMITAKA土星です。

しばらくはいろんな意味で「とりあえず」が続きます。

 

書きたいこともいろいろですが、まとめて書く意欲が今は持てず…。

 

もう少し落ち着いたらきちんとお伝えできるかな。

いや、別に何も書かなくてもいいのかもしれないけれど。

 

そういうわけで、今後はこちらから。

 

よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

2019年6月満月

6月17日17時32分人馬宮25度53分の満月です。
月と同じ人馬宮には逆行中の木星がいて、双魚宮海王星とタイトなスクエアです。
どちらも自身のホームにいて力を発揮できそうなのですが、木星のほうは逆行で、巨蟹宮の火星・水星・ドラゴンヘッドとインコンジャクトです。
木星は成長の星です。
それが逆行しているうえに何やらチクチクとストレスを受けているという感じですね。
それに対して海王星は同じ星の固まりとトライン。
さらに磨羯宮で逆行中の土星冥王星海王星セクスタイルなため、木星に対して優勢な感じなのです。
この土星冥王星木星とはセミセクスタイルです。
土星冥王星巨蟹宮のかたまりとオポジションのため、海王星はそれに対して「調停」という位置にあります。
木星海王星も広がる、拡大するという意味では同様に力を発揮します。
違いは、木星のほうが理想に向かって成長していくというイメージですが、海王星は夢や妄想が入ります。
木星の理想もかなり高いので、一人の人間の目標としては夢に近いのですが、それにしても、その夢をかなえるためにはこんな学校に行って、あんな学問を修めてという段取りもあれば教育の道もあるわけです。
かたや海王星は、守備範囲にドラッグや酒、博打、音楽や芸術があります。
芸能芸術関係のことについては素晴らしい力を発揮するので、もちろん悪い星ではありません。
星のことを善悪で分けても意味はないと思われますし。
こうして見ていくと本来理想に向かって進むべきものが、夢や幻想によって阻まれているという感じですね。
その時周辺がどうなっているかというと、火星・水星・ドラゴンヘッドの固まりについて言えば、火星は意欲・情熱、水星は情報、ドラゴンヘッドは運。
というふうにざっくり書いてみます。
すると、まっとうな理想は意欲や情報や運に邪魔され、どこへ行くかわからない幻想はこれらに助けられるというふうに読めます。
また、その反対側の土星冥王星を見てみます。
土星は我慢・制限。冥王星は破壊と再生。
これが二つ磨羯宮にあることで、かなり大きな「権力」を感じますが、これが海王星とはセクスタイルなので、安定的にこの海王星が力を持っている感じがうかがえます。
まぁ考えてみれば、情報や意欲という若そうな力と権力が対峙するのは本来当たり前なのですが、そこに夢や幻想の海王星…、いや、ここでは嘘と幻想の(としておきましょうか。)海王星がそれらを結び合わせてまとめる役割をしています。しかも安定的に動かない感じです。
対して木星のほうはこの意欲や情報をうまく使いこなせず、若干いびつな力がかかっているかのようです。では権力はどうかと言いますと、決して緊張感の大きな状態ではなく、むしろ今こそ雌伏の時という感じです。
じっくりと時間をかけて権力を奪回する時期のようです。
なんか、あれですね。
わたくし、満月のことを忘れて政治的なことを書こうとしていますよね。
いえ、皆さんがこれをお読みくださって、お好きなように判断していただけたらいいと思うんです。
ですからここでは政治的な読みをしてみますね。
現在、統計の改ざんや記録の隠ぺいその他もろもろで、絶賛虚言妄想政治中の安倍政権ですが、残念なことにこの満月の時についてはメディアを味方につけて権力をほしいままにしているという状況です。
対して野党のほうは、メディアとの関係も緊張度が高く、意欲や情熱も存分に発揮できていません。
しかし、この角度はインコンジャクトなので、必ず「ここ」という場所を見つけて足を踏み出すことになるため、決してまるまるダメというものではありません。むしろこの先が楽しみなのです。
また、この満月は人馬宮で、木星のホーム。
さらに木星は1室にあって、この満月の時を支配する力があるのです。
また、破壊と再生の冥王星、我慢と制限の土星との関係がよく、これは単純な安定というより、二者の歩み寄りが可能な関係という感じです。
現政権は、今、嘘で塗り固めた権力の上に胡坐をかいています。
インターネット上に現政権に対して賛成の意見や、野党に対して批判的な意見が多いのは、そういった意見を書く「アルバイト」があるからです。
スマホで隙間時間にお小遣い稼ぎをした経験のある方なら、一行10円とか、一件200円という「書き込み」の仕事があるのをご存知かと思います。
そういった中に、「現政権に賛成の立場で」という内容の求人があるのです。
本人がどのように思っていても、また、そのことがどのような結果を生み出そうとも、目の前の10円や200円で、それを売るのです。
売るほうも求めるほうも、その考えはあさましいというよりほかにないと思います。
このようなあさましい砂上の楼閣である日本に、わたくしたちは住むことを余儀なくされています。
一度すべてを破壊し、時間をかけて再生することで、豊かで健全な国づくりを目指すことこそ、この満月のエネルギーにかなうことなのです。
では続いて、他の星を見てみましょう。
先述の巨蟹宮のかたまり(火星・土星ドラゴンヘッド)は金牛宮天王星とクインタイルです。
天王星は革命、改革の星です。
わたくし個人は、改革改革と改革の安売りをする政治家は信用していません。
改革というと、何か良さそうに思います。
しかし、だいたい政治家の言う改革は、その政治家と属するグループにだけ都合よく変えることをさしているからです。
しかし、天王星の改革は、物事を本当の意味でひっくり返してしまいます。
それは、根本的な「改革」です。
この天王星が情報や情熱の星を助ける位置にいます。
情報の水星はメディアをさすと思われます。
また、情熱の火星は怒りであったり、支持者の熱意であったりすると思われます。
これが、根本的に今の状態からひっくり返る可能性もあるわけです。
考えたら当り前ですよね。
先日、あるファッション雑誌が自民党に対するメッセージを投稿してTシャツをもらおうといった企画をあげて大炎上しました。
元の記事を読むと、読者に素敵な自民党のイメージをアピールし、その素敵な自民党にバラ色の未来を期待するメッセージを送ろうという内容になっていました。
まともに情報を集めていればそんな手には乗らないと思いますし、実際ツイッターのリプ欄は、自民党と、その企画の雑誌に対する批判で溢れました。
自民党やそこに群がる人々のあさましい考えも、ここまでくればもうそろそろひっくり返るでしょう。
それは、自然の摂理です。
さて、今ここまでで金星が出てきていませんね。
この満月では全体としてタイトな角度が多いのですが、唯一金星だけが、タイトな角度を持っていません。
金星は太陽と同じ双児宮にいます。
太陽と金星は、双児宮の情報の受発信の力、コミュニケーションの力を担います。
どんどん発信していきましょう。
金星のやさしさ、太陽の温かさを言葉に乗せて、本来わたくしたち人間一人一人が持つ人権を、今この時こそ守り抜くために、丁寧に発信していきたいものです。

さて、今日はたいへん長くなってしまいました。
満月のお話は今日はここまでです。
ここで、一つお知らせをしたいと思います。
今回をもちまして、この「月よ月よのお話」の定期更新を、しばらくお休みいたします。
理由はそんなにたいそうなことではなく、実は長いこと手が回らなくなっていて、いつ辞めようかと悩んでいた状態だったのです。
ですからお休みと言いつつ、結局そのままフェイドアウトの可能性もあるのですが…
さらに、Yahooブログがこの12月にサービス休止になるようですので、これはひとつのきっかけです。
ブログ自体は、今年中に別のブログサービスに移行いたしますので、その時はまたあらためてご挨拶申し上げます。
そんなわけでブログそのものはまた休み休み書いていきますので、お目汚しになりますけれども、ご機嫌伺いさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。
Twitterは相変わらずうろうろしておりますので、よろしければお声掛けくださいませ。

長らくの間お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
また別の記事にてお目にかかります。
では、よい満月をお過ごしくださいませ。

2019年6月新月

6月3日19時03分双児宮12度34分の新月です。
双児宮ですから、コミュニケーションが活発になるとか、動きが機敏になって様々なことに好奇心を持つ時期とか、そういう感じになりますね。
さらに、人馬宮にいる木星双魚宮海王星とスクエアを取っていて、ものすごく忙しそうな新月になりそうです。
この木星は、磨羯宮にいる土星冥王星コンジャンクションセミセクスタイル
海王星は、この土星冥王星巨蟹宮にいるドラゴンヘッドとのオポジションを調停する仕事をしています。
あなたが思ってもみなかった大きな力がもらえそうですよ。
自分はこんなふうに人様に期待されてたんだとか、こんなところに実力を発揮できるんだとか、そんな感じかもしれません。
これまで見えていなかったことが、ひしひしと感じられてくるでしょう。
また、土星冥王星金牛宮の金星とトラインです。
人様の助けになることなら喜んで努力しますっていうふうにも見えます。
あなた自身が動くことによって、人と人とが結びあわされていくようなことが起こるかもしれません。
そしてこれは、ありがたいことにタダ働きということにはならなさそうです。
報酬がお金かどうかはわかりませんけれど。
つまり、何らかの見返りはあるということです。
ただし、あなた自身が決して見返りを望んでいるわけではないので、むしろそれはおもいもよらぬ喜びごととして感じられるでしょう。
新月はまた、巨蟹宮の火星とセミセクスタイルドラゴンヘッド金牛宮天王星セミクインタイルでもあります。天王星木星とセスキコードレイトですね。
わたくしたちは、生活の中で、物事を好き嫌いで決めることは、なかなかできません。
仕事はもちろんのこと、着る服や持ち物まで、少なくともある程度の制約があり、その中で自分の好き嫌いを出していくことが多いと思います。
この新月の時も、それは同様です。
あなたはこれまで様々な社会的制約の中で無理なくご自分の好き嫌いを表現の中に組み入れてきたことでしょう。
しかしこの新月の時には、そこに少しひねりが入りそうです。
あなたは朝、新しい服に手を通すときに思うでしょう。
「あんまり好きな服じゃないんだけどな。今日の相手には好感を持ってもらえるかな。」
その考えは功を奏することでしょう。
本当ならば、今日が終わればその服はまた次の勝負の時までクローゼットにかかったままかもしれません。
しかし、満を持して迎えた取引先とのミーティングのための勝負服、思いを寄せる人の気持ちにそうために着たその服が、意外に自分の好みであることに気づいたりしそうなのです。
もちろんこれは喩えです。
本、趣味、SNSでの発言、仕事、あなたの好き嫌いを反映するいろいろなことで言えることです。
本来ならば、自分の行いを自分ではない誰かの好みに合わせておいて納得するなどということは、あまり良いことではないと思います。
自分らしさがそがれてしまいますからね。
けれど、人間というのは成長するものですから、その成長の過程のどこかで好みが変わっていくこともあります。
また、自分が好きだと思っていたものが、実は周りの人の反応を見てそのように思い込んでいただけだということがわかるという場合もあります。
どのような場合でも、あなたがあなたの好き嫌いを大切にして、心豊かに暮らせるようになることが重要で、この新月にはそこに新たな一面が加わるということです。
あなたの思いのまま、心のままに動くことができますように。
あなたの物差しは、あなたしか持っていません。
逆に言えば、あなたの物差しはあなたしか測れないのです。
努々お忘れなく。
では、よい新月をお迎えくださいませ。

2019年5月満月

5月19日午前6時13分、天蝎宮27度39分の満月です。
天蝎宮の月に金牛宮の太陽ですね。
太陽のそばには水星がいて、この水星が磨羯宮で逆行中の冥王星とトライン、冥王星は月とセクスタイルで調停です。
冥王星のそばには、これまた逆行中の土星がいます。この土星巨蟹宮ドラゴンヘッドオポジションで、双魚宮海王星セクスタイル海王星ドラゴンヘッドとトラインでこれも調停。
さらに海王星は、金牛宮の金星と天王星セミスクエアです。
この金星と天王星はかなりタイトなコンジャンクションです。
また、人馬宮で逆行中の木星土星冥王星セミセクスタイルですね。
この満月の三日ほど前に巨蟹宮に入ったばかりの火星は、金星天王星セクスタイル、月とインコンジャクト、太陽とセミクインタイルですが、どれも少しゆるめです。
ゆるいという点では、木星海王星のスクエア、木星と金星・天王星のセスキコードレイトも緩いながらに存在感を感じます。
全体的に安定した感じを見せる星回りだと思います。
天蝎宮の満月でもありますし、向かい合わせの太陽とともに、努力の土星と運命の冥王星の応援を受けています。
大切な人のために心から動けるときでもありますし、見えない財産がクローズアップされる時でもあります。
せっかくですから、このあたりで貯蓄や保険の見直しもいいかもしれませんね。
特に、大切な人のためにかけているはずの生命保険は、入ってしまったら更新のお知らせが来るまでは何がどうなっているのか全然知らないなんてこともあるようです。
保険は、家族のためだけのものではありません。ご自分の財産です。
営業さんが来なくても簡単にネットで調べることもできますので、定期的に確認する習慣をつけたいものです。
保険といえば、健康保険や年金なんかも気になりますね。
個人のお金としてどうかという点もですけれど、国としての取り組みが気になります。
一所懸命働いて税金や社会保険料を納めて、年金を受け取る頃になって、
「まだまだ渡さない!もっとはたらけ!」
っていう仕組みになるようですね。
70歳まで働ける世の中にしようって言ってるみたいですけれど、怪しいですよ。
楽しいから働きたいって人を増やそうっていうんじゃなくて、働かないと食べていけないから働こうっていう世の中にしようとしてるんじゃないでしょうか。
定年まで働いたら、仕事は引退してゆっくり生活する。
そのために年金ってあるんじゃないんでしょうか。
今はもう、少ない給料で働かされて、年をとっても年金を受け取るどころか、もっと働けといわれる世の中になろうとしてるんですね。
年金…、納めるほうはどんどん上がっていくのに、受け取るほうは下がっていっています。
少子化の問題もありますし、年金の運用の問題もあります。
これ書いていくと文句ばっかりになりそうなのでこの辺でやめますが、このブログの読者の皆様なら、「言いたいことはわかるで!」と言ってくださるのではと、少々甘えております。
でもこれだけは書いておきますね。
この夏の参議院選挙は、本腰入れて野党(もちろん維新以外)を応援します。
今の政権に、しっかりくさびを打ち込まないと、生活どころか人権が守れません。
さて、星の話に戻ります。
いや、生命保険も年金も、天蝎宮のお仕事ですし、この満月を応援してくれている土星冥王星はその天蝎宮の元々の場所である8室にいますので、ある意味ずっと星の話だったのですけれどね。
そんなわけで、手元で動かせるわけではないけれど、いずれ自分のものになる財産である保険や年金。
この機会にしっかり考えておきたいものですね。
そしてほかの星たちのお仕事はどうかということですね。
海王星がなかなか存在感ありますね。
10室にあって、土星冥王星ドラゴンヘッドの応援をもらって、金星・天王星とちょっとぶつかる感じですね。
お仕事と言いきってしまうには少しスケールが大きい話になるようですが、あなたのお持ちの目標が、広く大きくなりそうな感じがします。
その目標が、あなたの財産や人間関係をより豊かに魅力的にする可能性が出てきています。
逆もありますね。
「今はないけど、この先こんだけもらえるんやったら、もっと話拡げてええんちゃうの?」って感じです。
これは、「捕らぬ狸の皮算用」という言葉もありますので、どうかご用心を。
また、人間関係のほうはややトラブルを含む感じもしますので、道ならぬ恋や秘密の逢瀬など、友達の枠を超える動きにはどうかご用心というところです。
この満月では、金星が結構力強い感じなのに対して、火星は内弁慶のおこちゃまな感じです。
恋愛は別に男性と女性という組み合わせに限ったものではありません。
ですからここでは、女性的な動きが活発で、男性的な動きは暴走気味のイヤイヤ期というとらえ方をしていただけたらいいかと思います。
この女性的男性的というのは人間の性別ではなく、受動性能動性くらいで取っていただけたらいいかもしれません。
すると、受動的な動きがはっきりと見えやすいのに対して、能動的な動きはどこへ何をしに行くのかわかりづらいという感じと思っていただいたらいいでしょうか。
(『説明そのものがわかりづらいわ!』なんて声が聞こえてきそうです…)
何にしても、恋愛も友達関係も、ご自分の立ち位置をはっきりさせておくと、トラブルになりにくいと思います。
落ち着いて対処していきましょう。
そしてご自分が真に注力しなければならないところへ、きちんとエネルギーを注げるように、体力も養っておいてくださいね。
どうか、よい満月をお過ごしくださいませ。

2019年5月新月

5月5日午前7時47分、金牛宮14度11分の新月です。
先月の下旬から冥王星が、末から土星が逆行していますね。
これらは寄り添いつつ、磨羯宮を運行中です。
ちょうどドラゴンテイルにも重なっていて、巨蟹宮ドラゴンヘッドオポジションになりますね。
ここに双魚宮海王星が調停という形で入ります。
そして海王星は、金牛宮天王星セミスクエア、白羊宮の金星とセミセクスタイル
金星はドラゴンヘッド土星冥王星に、それぞれ緩いスクエアですので、活動宮のゆるいTスクエアになっています。水星も参加可能かな?というくらいゆるっと寄り添っていますけどね。
むしろこの水星は人馬宮木星とのトラインのほうが角度としてははっきりしているでしょう。
木星双児宮の火星とタイトなオポジションを作っています。
そしてこの火星は件の土星冥王星とインコンジャクト、新月セミクインタイルですね。
星の配置だけ一度に書いてしまいましたが…
木星土星冥王星が逆行で、土星冥王星が重なっているので、結構重しが効いていてしんどいかもしれません。
木星が火星をけしかけ、土星冥王星が牽制していますので、うまく使えば、アクセルとブレーキを駆使して大きな取り組みができそうです。
何も考えずにいると、思うままに任せないじれったい状況になったり、突然物事が展開し始めるなど、ついていけない状況もあるかもしれません。
しかし、怖がるには及びません。
何が起こっているのか、自分はどこへ行こうとしているのか、そういったことをきちんと把握するよう気を付けているといいでしょう。
また、ご自分がするべきことと、したいことの区別は、常にはっきりつけておきましょう。
たいてい、そこのところがはっきりしていないので、どんなに頑張っても徒労感がつきまとうのです。
したくないことはするべきことでもしなくてもいいとは言いません。
きちんとご自分の中で区別をつけて、より合理的な優先順位をつけることで、気持ちの疲れは少しでも軽減されると思います。
中には、するべきことが多すぎて、したいことができないという方もいらっしゃるでしょう。
多くの方がそうです。
まず、何とかして休む時間を確保してください。
職場やご家族の協力を取り付けたり、時間の工夫をしたりすることは大変ですが、一日にたとえ一時間でも、ご自分だけの時間を作るようにしてみてください。
そしてそれと並行して、していただきたいことがあります。
それは、ご自分が「すべきこと」と分類しているものの中に「したいこと」が混ざりこんでいないかを調べること、そして、「したいこと」をしているときに「すべきこと」が滑り込んでいないかどうかを調べることです。
多くの場合、これらは混在しています。
また、ご自分のなりたい職業についたとか、ご自分の入りたい会社に入ったとかいう方は、「したいこと」の中に「すべきこと」が入っているのです。
この「すべきこと」がなければ「したいこと」が成立しません。
それを「こんなはずじゃなかった」「こんな仕事をするために会社を立ち上げたんじゃない」とか思っていらしたら、いろいろ問題があります。
一度整理してみてください。
余分な仕事もあるでしょうし、いやでもしなければならないこともあるでしょう。
逆に、「すべきこと」として処理している業務の中に「これ、意外に好きやなぁ」と感じられることがあったりませんか?
そうなれば、たとえ「すべきこと」であったとしても、ご自分の心の中で「したいこと」に分類してしまえますよね。
また多くの方が、お仕事や家事について、「今日はこれをしたい」という言葉を使われます。
それは、「楽しいからしたい」というのではなく、「これを今日してしまわないと次が回らない」という意味でつかわれるわけです。
それも、意図的にご自分に「これをしたい、できたらすっきりする」というふうに言い聞かせて鼓舞されるのもいいですし、「したいわけではないけれど片付かないので誰かに手伝ってもらおう」と、作業をシェアされてもいいわけです。
ご自分が一番楽に動ける工夫をぜひなさってみてください。
この時期は、未来の展望もより希望に満ちて見えますし、人間関係と目標とのバランスも良いのではないかと思われます。
新月の力を借りて、ご自分の元々お持ちの力と、周囲の方のお力をあわせることで、より一層、目標に近づく動きができるのではないかと思われます
どうか、何でもかんでもご自分一人で背負い込むようなことをなさいませんよう。
ご自分をより深く見つめたうえで、周囲の方にどんどん助けを求めてくださいませ。
そしてあなたご自身も、身近などなたかのために、手を差し伸べてみてくださいませ。
そのことで、あなたご自身も共に豊かな時間を過ごすことができるでしょう。
世の中は今、妙に浮かれた空気が流れています。
どうか、その浮かれた空気に隠された様々なことに目を凝らしてみていただきたいと思います。
そうすることで、未来もまた、拓けてくると思うのです。
よい新月になりますように。

2019年4月満月

4月19日20時13分、天秤宮29度の満月です。
太陽が20日の夕方に金牛宮に入ります。
また、月はこの満月直後にボイドに入り、約一時間半後に天蝎宮に入ります。
ぎゅうぎゅう詰め満タンになったような満月ですね。
また、サインをまたいではいるものの、先月金牛宮に入ったばかりの天王星が太陽とコンジャンクションの範囲内です。
したがって、月とはオポジションになります。
さらに注目すべきは、巨蟹宮ドラゴンヘッドと磨羯宮のドラゴンテイル、そのテイルの上に冥王星土星が乗っています。
角度ではだいぶ緩いのですが、サインではグランドクロスのかたちになります。
この満月を境にはっきりとした空気の変化が感じられるでしょう。
変化というよりは、終了といったほうが近いのかもしれません。
永遠に続くかと思われた苦しい時間がここで終わりを告げるかもしれません。
もう苦しむ必要はありません。
それは、あなたの手を離れました。
明日からは、新しい目標に向かって歩き始めましょう。
双魚宮海王星が、天王星セミスクエアで、ドラゴンヘッドとはゆるいトラインです。
海王星の反対側にいる双児宮の火星もまた、太陽とはゆるいセミスクエアです。
そして、人馬宮木星が太陽とはゆるいトラインです。
海王星と同じ双魚宮には金星がいます。
この金星は月とはインコンジャクト、太陽とはセミセクスタイルです。
この満月の変化は、痛みを伴うものかもしれませんが、深く鋭い痛みは、日々の様々なことに取り紛れていくかもしれません。
日常は、新しい冒険の土台を作ります。
宙に浮いた足では、高く飛ぶことも、遠くに進むこともできません。
確実な歩みを進めるためにも、日常を大切にしたいと思います。
足場を固め、ご自分の居場所を整えましょう。
痛みから逃れるためではなく、これからのあなたをより強く美しくするためです。
また、天王星セミセクスタイルの位置にある水星は、土星冥王星セミクインタイルです。
痛みを受け入れるのは難しいかもしれません。
それでもあなたには豊かな知恵と、前に進む力があります。
辛い思いで続けてきたことも、終わってしまえば大切な経験です。
スキルが上がる人もいれば、しばらくは夢に見る人もいます。
それは何がどう終わったかによると思いますが、全てはあなたの地となり肉となって、あなたの明日を支えるのです。
どうか、力強い歩みを続けていってください。
より素敵な明日が待っています。
よい満月をお過ごしくださいませ。

2019年4月新月

4月5日17時52分白羊宮15度17分の新月です。
春分後最初の新月ですね。
新学期が始まり、新しい年度が始まり、この時期は星の位置どうこうよりも、単純に日本の慣習で全国一斉スタートという感じがします。
さて、今回の新月は夕方、西の地平線に沈む前で、太陽と月は7室に位置します。
白羊宮で起こる新月ですから、それぞれの中から湧き上がるエネルギー、自分らしく生きたいという自我、そういったことにポイントが置かれます。
しかし、人は自分一人では自分というものの在り方をつかみづらいのではないかと思います。
この新月、あなたが今大切に思っている人、共に手を携えて未来に向かっていこうとするパートナーが、あなたの中のエネルギーをよりよい方向に向けられるように手伝ってくれるでしょう。
また、逆にあなたがパートナーのエネルギーをよりよい方向に向けるお手伝いをすることになるのかもしれません。
これに関しては鍵となる金星が、海王星水星とともに双魚宮にいて、新月セミセクスタイルの位置関係にあり、あなたの行動を補佐してくれます。
人に対して「尽くす」って言葉がありますけれど、双魚宮の金星ってそんな感じがするんですよね。
この日は海王星もついていて、その「尽くす」感じはとても深くなりそうです。
水星もくっついてきていますから、対話やメッセージにもそれは表れるでしょう。
このかたまりは金牛宮天王星セミスクエアです。
また、土星冥王星が磨羯宮で引っ付いていて、この双魚宮のかたまりはそれらとはセクスタイルです。
制御する土星と奈落の底から引っ張り込む冥王星
人様のために尽くすことの喜びが、あなたの足を止めているかもしれません。
この新月では、パートナーとの在り方の中で、そのことに気づかれる方も多いと思います。
パートナーというのは配偶者や恋人の場合もありますが、社会の中で、二人三脚で仕事や趣味やボランティアなどに携わっているお相手にまで広げて考えていただければと思います。
さて、そういう大切な人に「尽くす」というのは、もちろん悪いことではありません。
それが尽くす本人の喜びを伴っていて、尽くされる人が感謝と敬意を持って受け入れているということが条件になりますが。
これは、家族でも職場でも、結構難しいですね。
だいたい、尽くすことと犠牲をセットにしていますからね。
そもそも片方だけが尽くす関係は、そこでもう関係性として終わっていると思います。
どんな関係でも、何らかの形でお互いに相手をサポートし、お互いの在り方を尊重するのが普通だと思います。
しかし、世の中にはどうも、地位や年齢や性別で、一方的に尽くす尽くされるの関係が成立してよいと思っている方々がいらっしゃるようです。
しかし、誰も犠牲になってはいけないのです。
パートナーに限らず、人間関係というものは、地位や年齢や性別やその他もろもろどんな違いがあっても、敬意を払ってお互いを大切にするのが本来の在り方だと思うのです。
きっとこの新月の時には、多くの方がパートナーとの関係について、考えを新たにされることと思います。
さて、他の星ですが、土星冥王星の合の真向いにドラゴンヘッドがあります。そのドラゴンヘッドとインコンジャクト、土星冥王星とはセミセクスタイルの位置に人馬宮木星がいます。
先ほども書きましたように、誰かのためにあなたの足が止まっていると感じることもあると思います。
さらに、それは実際の状態よりも強く感じられることもあるのではないかと思います。
これは、「本当は大したことはないのに大げさに考えすぎ」という意味ではありません。
関係の奥底に潜む小さな種のような痛みが、あなたに助けを求めるために大きな声を出していると思っていただいたらいいと思います。
心を静かにして、その声に耳を傾けてください。
喜びをもって誰かのために働くのは素晴らしいことですが、そこに何らかの疑問があるのはやはりよくないと思います。
種が小さいうちに、よく話し合うこと、ご自分から行動を変えてみることなど、いくつかの方法があります。
大切なのは、お互いに喜びと敬意があるかどうかです。
そこにポイントを置いて、関係をより向上させていただきたいと思います。
さて、双児宮に入ったばかりの火星は、土星冥王星とセスキコードレイト、天王星セミセクスタイル双魚宮のかたまりとはクインタイルなのですが、いずれも角度は緩めです。
季節の変わり目で体調が思わしくないという方もいらっしゃるかと思いますが、これから暖かくなってきますので、好奇心を満たす素敵なものを探索に出られるのもよいかと思います。
どうか、ご自身の心と体に十分の休息と栄養を与えて差し上げてくださいませ。
身を粉にして働くのは、それがあなたご自身に喜びと成長が約束されている場合にのみ有効です。
ご家族や周りの人々にとって大切なのは、あなたの犠牲ではなく笑顔です。
よい新月を。
そして、よりよい新年度をお迎えくださいませ。