2019年2月満月

2月20日午前0時55分、処女宮0度42分の満月です。
このところ、イングレス後すぐの満月が続いています。
気持ちの状態の切り替わりとほぼ同時に一つの達成感を得るという感覚を持っていらっしゃる方も多いかもしれません。
この満月は、前日の朝太陽が双魚宮に入り、日付の変わる10分ほど前に月が処女宮に入ったのち、その日付が変わって小一時間ほどの時に迎える満月です。
この時の月はスーパームーンということで、晴れていれば、大きく美しい満月が観測できるでしょう。
ジャスト満月の時はちょうどお空の真上にかかるはずです。
観測される際には、もろもろお気をつけてどうぞ。
わたくしは寒いのは苦手なので、早い時間に室内から見られたら見るという程度になりそうです。
では、この日の星回りを見てみましょう。
処女宮の満月は清々として、このところ様々なことがぐしゃぐしゃになった状態であったものが静かにその輪郭を見せてくるような気がいたします。
混沌としていた頭の中が、霧が晴れるようにクリアになると思います。
もちろん、比喩ですけれど。
この満月は、金牛宮の火星、白羊宮の天王星とそれぞれトライン。
火星、天王星は太陽とはセクスタイル
つまり月―太陽のオポジションに対して、いわゆる調停という位置関係になります。
天王星のほうが角度は近いのですが、サインをまたぐのと天王星の性質から、何やら思いもよらない変化球。
でも火星のおかげで安定感は抜群という感じです。
満月がMCに近いこともあって、この満月における達成感は、いつもよりもさらに目標に近づいた満足感を伴うのではないでしょうか。
そしてその目標は、心からの楽しみや喜びに支えられたものであると思われます。
なんでも「好きを仕事に」なんてできるわけではありませんが、この時は、仕事と好きなことがうまく重なるタイミングだと思われます。
もうすでに答えが出ているという方も多いと思います。
大きな一歩を踏み出せるといいですね。
さて、この火星天王星からセミスクエア、ICのすぐそばの位置に双魚宮海王星と水星のコンジャンクションがあります。
これが、磨羯宮の土星セクスタイルなのですが、土星のそばには金星、冥王星がいて、三星でかたまりを作っています。
このかたまりは太陽とセミクインタイルからセミスクエアまでの角度をとっています。
つまり月とはセスキコードレイトからクインタイルまでということになりますね。
さらにこのかたまりは人馬宮木星とはセミセクスタイルで、この木星巨蟹宮ドラゴンヘッドとバイクインタイルです。
こうしてみてみると、ばちっとした切り替わり感がありながら、個人的な動きとすれば、じんわりと温まりつつ、こつこつと守備範囲を広げる感じが強いようです。
まぁ、昔からニッパチとか言うて、2月と8月は景気が落ちるとか言いますよね。
外へ向いてガツガツ動くよりも、ご自分の足元を固めていかれるのがよろしいかと思います。
在庫の状況を調べたり、備品の点検をしたりとか、そういう方法で、未来を支えていくことができるのではないかと思います。
先ほど「好きを仕事に」ということを書きましたけれど、そんな中で「必要だから」の一言でものが増えていく可能性もないではありません。
だいたいは、お仕事に使われるお道具や、参考になる書籍などだと思うのですが、それでも増やしすぎは置く場所に困ることにつながります。
よくお考えになって、買いすぎない、準備しすぎないということを少し意識してみられるといいかもしれません。
もちろん、本当に必要なものは思い切って手に入れやすい時期であると思います。
お財布とご相談なさることも大切ですが、ドラゴンヘッドの位置からして、どなたかから譲り受けられることもあるかと思います。
この機会は偶然のようにあなたの手に舞い降りてくると思われますので、チャンスは逃さぬように、お気をつけくださいませ。
そのようにして手に入ったものは、これからのあなたの人生に、なくてはならないものとなるでしょう。
大切に、あなたの足元をしっかりと固めるために役立てられますように。
そして満月の恵みが、たっぷりとあなたの上に降り注がれますように。