2018年11月満月

11月23日14時40分、双児宮0度52分の満月です。
双児宮の月に、人馬宮の太陽。
太陽のそばには木星、逆行中の水星がいます。
木星は、この前の新月の日の夜に人馬宮に入ったばかり。
太陽はこの前日に、月はこのほんの1時間ほど前にイングレスしたところで、新しい空気に満ち満ちた満月になりそうです。
さらにこの満月は双児宮ですから、身近な人とのコミュニケーションが盛んになりそうです。
併せて人馬宮の水星が逆行していることもあり、しばらくあっていなかった人との再会、滞っていた事案の再稼働など、新しいこととともに、以前関わったことが再び浮上するようなことが起こるでしょう。
これは蒸し返されるというような感じではなく、過去に取りこぼしたことについて、再度新しいアプローチで臨むという感じでしょうか。
太陽、木星コンジャンクションに、天秤宮の金星、磨羯宮の土星がそれぞれセミクインタイルです。
この金星と土星はそれぞれ月にバイクインタイルです。
この金星、土星木星と、双魚宮にいる海王星は、全て自分の支配するサインにいます。
星の力が素直に出ると考えられます。
土星はMCに近く、それぞれお仕事や人生の役割で責任が重くかかってくることも多いかと思います。
しかし、それが2室の月を助けます。
この時期の努力があなたを裏切ることはありません。
そして、金星は7室にいて、あなたが今向き合っている人こそが、あなたの助けになるということを示します。
さらに対岸からは、太陽とともに木星と水星が輝いています。
経済的な問題、所有物に関する問題、自分自身の身体的な問題を抱えている方にとっては、何らかのヒントが得られる時期になると思われます。
いつものことではありますが、あなたの手の届く範囲の大切な人とのやり取りを大切にすることを、より一層意識なさることが、この満月の鍵だと思われます。
さて、土星が9室でMCの近くにいるのですが、その反対側、磨羯宮の冥王星が10室の前半のほうにいます。
磨羯宮の冥王星も長いですね。
2008年の一年間をかけて、あっち行きこっち行きして、人馬宮から磨羯宮に移動しました。
この満月の時に、権力の頂点に座す感じなのですが、もう、MCを越したらあとは下降ですかね。
この冥王星ですが、木星、太陽のグループと、双魚宮の火星とセミスクエアです。
つまり、木星、太陽は火星とスクエア。
火星は月とスクエアになりますので、ここはTスクエアです。
権力も、社会からのバッシングや、これまで潜んでいた不満で地に堕ちるという可能性もあります。
時節柄、大手自動車メーカーの話だと思われるかもしれません。
それもあるでしょう。
しかし、腐りきった権力というのは他にもあるわけで、何よりも早くやめてほしいのは今の内閣ですが。
ちょっと見てみたら、今の長期政権って、2012年の12月26日、磨羯宮冥王星天蝎宮土星のミューチャルレセプション、しかもタイトなセクスタイルに、火星が宝瓶宮にイングレスした日にできてるんですね。
セクスタイルが絡むと長くなるんですねぇ(涙)
もっといい政権が長く続いてほしかった。
まあ、冥王星土星のミューチャルレセプションなので、水面下で権力を奮って、それが腐りきるまで続く予感はありますね。
さて、満月のお話に戻りましょう。
この満月とはセミセクスタイルの位置に白羊宮の天王星があります。
サイン一つまたいでしまうんですが。
この満月の時、アセンダントが白羊宮にあるので、天王星は1室。
この白羊宮にアセンダントというのも、勢いがついて、節目感がありますね。
そしてこの天王星、太陽とはインコンジャクトなのです。
そしてさらに、双魚宮海王星セミスクエア、巨蟹宮ドラゴンヘッドとはスクエアで、金星とはオポジションなので、ドラゴンテイルも含めると、グランドクロスを作ります。
天王星グランドクロスというと、しばらく前まで冥王星がらみで長らく緊張の時が続きましたね。
冥王星はまだ磨羯宮にいますし、天王星が白羊宮に戻ったということもあり、あの緊張が、また戻ってくる感じでしょうか。
しかし、実際にはわたくしは天王星金牛宮に入ってからのほうが気を付けなくてはならないと思うのです。
今は、よく注意して見るとき。
来年の春以降の世の中の動きを変えられるのは、わたくしたち民衆だけなのです。
日本を「戦争のできる国」にしてはいけません。
それを止められるのはわたくしたち国民だけです。
今の政権にとっては、平和と基本的人権国民主権を守ろうとする国民こそが、天王星なのかもしれませんが…。
この満月の時、何か足を引っ張るような感じというか、勢いに乗り切れないとしたら、あなたの中の意外性に、あなた自身が驚いて躊躇するのではないでしょうか。
それは天王星のしわざかもしれません。
そうかもしれませんが、ならばこそ、そこに耳を傾けて、よりよい人生のために、思いもよらないご自分も含めて、全てを受け入れる姿勢で、新しい一歩を踏み出す力にしていただけたらいいのではないかと思います。
さて、いろいろ書いてまいりましたが、このようなわけで、今回の満月はかなり切り替わり感がある満月のように思われます。
是非、一つ上のステージへ。
この満月をきっかけに上っていただけたらと思います。