2018年4月新月
5月15日20時49分金牛宮24度36分の新月です。
この新月のすぐ後、翌日0時24分に天王星が金牛宮へ、13時56分に火星が宝瓶宮に移動します。
そのため、新月と翌日にかけての二日間は、かなり大きな節目になると思われます。
火星は短期的な、天王星は長期的な変化になります。
そしてこの天王星の移動に関して、忘れられないのは、天王星が白羊宮に移動する直前の出来事です。
2011年3月11日。
そう、東日本大震災です。
あの震災を経て、生活が変わり、生き方が変わり、人生の目標も変わったという方は少なくないでしょう。
あらためまして、被災された方へのお見舞いを申し上げたいと思います。
そして、これまでの震災や豪雨災害へも思いを馳せ、祈りの心を持ち続けたいと思います。
天王星はその翌日、12日の朝に双魚宮から白羊宮に移動しています。
天王星が白羊宮にあったこの7年間、それはあの震災からの7年間でもあります。
7年間と言えば、一人の子どもが生まれて小学校に入るまでの年月に等しい時間です。
誰しも何らかの状況の変化が生まれているのではないかと思われます。
しかしそれでも思うように進まないことも多いと思われますし、自分から進むことを拒んでしまっているということもあるでしょう。
周りから見れば、たった一歩を進めるだけに見えることも、渦中にある人には、その一歩が重く、むしろ立っている状態から座り込んでしまいたいほどかもしれません。
この新月の後、天王星が金牛宮に入り、また新たな星のサイクルが始まります。
だからといって、座り込みたくなるほどの辛い気持ちが、いきなり立って走りだしたくなる楽しい気持ちになるほどの変化が起こるとは考えてはいません。
しかし、窓から入る風の温度が変わって感じられるとか、少し首を左右に傾けてみたいとか、ため息をついて体の中の重いものを吐き出せそうになるとか、そんなわずかな変化が起こる可能性はあるのです。
そして、それは毎日起こっているほんの小さな動きなのかもしれません。
変化とは、その毎日起こっている小さな小さな動きに気づくことだと思います。
この小さな動きを変化としてとらえ、「あ、変わった」と思うこと、それがあなたご自身の次の変化につながるのです。
変化につながる小さな序章を感じる、とらえることができる。
それが今回の新月の力だと言えます。
この新月は1室にある磨羯宮の土星とセスキコードレイト。
土星は獅子宮のドラゴンヘッドとインコンジャクト。
ドラゴンヘッドは双児宮の金星とセミスクエア。
金星は新月とセミセクスタイル。
また、件の火星と天王星ですが、この星同士はスクエアの関係にあります。
数字の上では、これら二つの星は14日未明に月と、火星はスクエア、天王星はコンジャンクションを作ったのちにボイドに入ります。新月の時にできる火星と天王星のスクエアは、とてもタイトではありますが、数字の上できっちり火星が天王星のスクエアに追いつく前に、天王星が金牛宮に移動します。
火星も天王星もボイドのような、そうとも言えないような星回りですが、ここは、何が起こっても心を落ち着けて、この二日ほどの間を過ごしたいと思います。
さて、この火星と天王星との間に双魚宮の海王星がいます。
ちょうど真ん中あたりですので、火星、天王星とセミスクエア。
天蝎宮の木星とはトラインで、この木星は火星とクインタイル、金星とバイクインタイルです。
そのほか、磨羯宮の冥王星が新月とトライン、金星とインコンジャクト。金牛宮の水星が金星とセクスタイル、火星とスクエア。
この水星、サインをまたいで天王星と接しているのですが、水星が金牛宮に入ったことで、5月になってからの様々な小さな交通連絡のトラブルが片付いているのではないかと思います。
ざっくり星の配置だけ書きました。
たぶん、今は皆さん、次の変化に向かって真剣に考えていらっしゃるときなのではないでしょうか。
いえ、いつも真剣に考えていらっしゃるとは思います。
しかし、今は実に意識の改革そのものが迫られている時代にあると思われます。
そして、まさに、暗闇の中でわずかなぼんやりした光が見えてきたような時期に差し掛かっているのが、今の時代なのではないでしょうか。
まだもう少し、時間は必要かもしれません。
これまで真剣に考えてきた事柄の、その内容ではなく、考えてきた土台そのものが違うのだということに、そろそろ気づいてきたのではないでしょうか。
ご自分の考えの一歩外から、ご自分の考えを見直してみてください。
この新月は、そのような考え方のシフトが有効になると思われます。
特に、あなたご自身の在り方や、ご家族との関係について、今までの考え方が、正しいとか間違っているとかではなく、その前の段階で、既にご自分やご家族のステージが変わっている場合があるのです。
もう一度、足元、いえ、足元の下の土台から、見直してみる良いチャンスだと思われます。
そこに気づけば、この新月はより実り豊かになるでしょう。
そして、これからの7年ほどの天王星が金牛宮をゆく時代を、さらに豊かに過ごせると思います。
今までは変化とは思えなかったような小さな動きが、ご自分の人生を覆す変革のきっかけになるかもしれません。
どうか、よい新月をお迎えくださいませ。
この新月のすぐ後、翌日0時24分に天王星が金牛宮へ、13時56分に火星が宝瓶宮に移動します。
そのため、新月と翌日にかけての二日間は、かなり大きな節目になると思われます。
火星は短期的な、天王星は長期的な変化になります。
そしてこの天王星の移動に関して、忘れられないのは、天王星が白羊宮に移動する直前の出来事です。
2011年3月11日。
そう、東日本大震災です。
あの震災を経て、生活が変わり、生き方が変わり、人生の目標も変わったという方は少なくないでしょう。
あらためまして、被災された方へのお見舞いを申し上げたいと思います。
そして、これまでの震災や豪雨災害へも思いを馳せ、祈りの心を持ち続けたいと思います。
天王星はその翌日、12日の朝に双魚宮から白羊宮に移動しています。
天王星が白羊宮にあったこの7年間、それはあの震災からの7年間でもあります。
7年間と言えば、一人の子どもが生まれて小学校に入るまでの年月に等しい時間です。
誰しも何らかの状況の変化が生まれているのではないかと思われます。
しかしそれでも思うように進まないことも多いと思われますし、自分から進むことを拒んでしまっているということもあるでしょう。
周りから見れば、たった一歩を進めるだけに見えることも、渦中にある人には、その一歩が重く、むしろ立っている状態から座り込んでしまいたいほどかもしれません。
この新月の後、天王星が金牛宮に入り、また新たな星のサイクルが始まります。
だからといって、座り込みたくなるほどの辛い気持ちが、いきなり立って走りだしたくなる楽しい気持ちになるほどの変化が起こるとは考えてはいません。
しかし、窓から入る風の温度が変わって感じられるとか、少し首を左右に傾けてみたいとか、ため息をついて体の中の重いものを吐き出せそうになるとか、そんなわずかな変化が起こる可能性はあるのです。
そして、それは毎日起こっているほんの小さな動きなのかもしれません。
変化とは、その毎日起こっている小さな小さな動きに気づくことだと思います。
この小さな動きを変化としてとらえ、「あ、変わった」と思うこと、それがあなたご自身の次の変化につながるのです。
変化につながる小さな序章を感じる、とらえることができる。
それが今回の新月の力だと言えます。
この新月は1室にある磨羯宮の土星とセスキコードレイト。
土星は獅子宮のドラゴンヘッドとインコンジャクト。
ドラゴンヘッドは双児宮の金星とセミスクエア。
金星は新月とセミセクスタイル。
また、件の火星と天王星ですが、この星同士はスクエアの関係にあります。
数字の上では、これら二つの星は14日未明に月と、火星はスクエア、天王星はコンジャンクションを作ったのちにボイドに入ります。新月の時にできる火星と天王星のスクエアは、とてもタイトではありますが、数字の上できっちり火星が天王星のスクエアに追いつく前に、天王星が金牛宮に移動します。
火星も天王星もボイドのような、そうとも言えないような星回りですが、ここは、何が起こっても心を落ち着けて、この二日ほどの間を過ごしたいと思います。
さて、この火星と天王星との間に双魚宮の海王星がいます。
ちょうど真ん中あたりですので、火星、天王星とセミスクエア。
天蝎宮の木星とはトラインで、この木星は火星とクインタイル、金星とバイクインタイルです。
そのほか、磨羯宮の冥王星が新月とトライン、金星とインコンジャクト。金牛宮の水星が金星とセクスタイル、火星とスクエア。
この水星、サインをまたいで天王星と接しているのですが、水星が金牛宮に入ったことで、5月になってからの様々な小さな交通連絡のトラブルが片付いているのではないかと思います。
ざっくり星の配置だけ書きました。
たぶん、今は皆さん、次の変化に向かって真剣に考えていらっしゃるときなのではないでしょうか。
いえ、いつも真剣に考えていらっしゃるとは思います。
しかし、今は実に意識の改革そのものが迫られている時代にあると思われます。
そして、まさに、暗闇の中でわずかなぼんやりした光が見えてきたような時期に差し掛かっているのが、今の時代なのではないでしょうか。
まだもう少し、時間は必要かもしれません。
これまで真剣に考えてきた事柄の、その内容ではなく、考えてきた土台そのものが違うのだということに、そろそろ気づいてきたのではないでしょうか。
ご自分の考えの一歩外から、ご自分の考えを見直してみてください。
この新月は、そのような考え方のシフトが有効になると思われます。
特に、あなたご自身の在り方や、ご家族との関係について、今までの考え方が、正しいとか間違っているとかではなく、その前の段階で、既にご自分やご家族のステージが変わっている場合があるのです。
もう一度、足元、いえ、足元の下の土台から、見直してみる良いチャンスだと思われます。
そこに気づけば、この新月はより実り豊かになるでしょう。
そして、これからの7年ほどの天王星が金牛宮をゆく時代を、さらに豊かに過ごせると思います。
今までは変化とは思えなかったような小さな動きが、ご自分の人生を覆す変革のきっかけになるかもしれません。
どうか、よい新月をお迎えくださいませ。
