2017年12月新月

12月18日15時32分、人馬宮26度31分の新月です。
月はこの後22時11分に土星接触後にボイド。22時35分ごろに磨羯宮にはいります。土星もこの月との接触を最後にボイドになるみたいですね。磨羯宮に入るのは20日13時49分ということですから、来週の週明けは思わぬ仕事がたくさん入ったり、課題だのレポートだの報告書だのと泣かされたりする可能性もありそうですが、20日の午後には収束しそうです。
で、新月ですが、土星接触前のコンジャンクションで、何やら今後の努力目標が見えてくる展開になりそうな気がいたします。
しかも白羊宮で逆行中の天王星とトライン。
「そうか、それがあったのか!」と、ご自分の持っている引出の中に宝物を見つけるような展開がありそうです。
また、新月は金星水星ともとても近い位置にあるため、この引き出しの中から見つかるのは、本来あなたの好奇心をそそるもの、あなたの大好物、でも、日々の忙しさで置いてけぼりにしてきたもののようです。
この日は、新月を中心として、土星金星水星と、合わせて五つの星々が人馬宮に固まっています。
夢と勇気を胸に秘めて、はるか地平を目指して旅立つ若者のイメージですね。
おりしも、大学の推薦入試や、各種専門学校の入試結果が出ているころですが、皆さん周りの方の結果はいかがでしょうか。
わたくしの周りでも、結論を出した人、この結果をもって春の本番に臨む人など、いろいろな状況の若者がいます。
まだまだ子供だと思っていたのに、新たな道へ歩みだすその背中が、意外に大きく見えて、ただただ応援し見守ることしかできないわたくしの力のなさにも思い至ったりします。
また、これから旅立つ若者は、まもなくわたくしたち大人の仲間入りをして、この社会を共に支えてくれるようになるでしょう。
とても頼もしい限りです。
そして今、この12月の新月を迎えるわたくしたちすべてが、この若者たちのように新たな夢に向かって歩き出そうとしています。
それがどのような展開になるか、この新月の星回りからもう少し見てみましょう。
まず、天蝎宮に火星と木星がいます。
木星双魚宮海王星とトラインです。
海王星は、キャリア、天職について語る部屋、木星は労働、奉仕について語る部屋にいます。
やはりわたくしたちの大きな動きはまず働くことからということになりそうです。
情熱の火星も木星と同じ部屋にいます。
火星にとっては天蝎宮は実家のようなものですから、とても力を発揮しやすい場所です。
どんどん力を発揮してください。
この時期は何も考えずに動いたほうが良いかもしれないくらいです。
木星は発展の星、海王星は芸術と神秘の星。
この新月を境にお仕事がどんどん発展するという方が増えそうで、とても楽しみな星回りです。
水星も逆行していることですし、これまでチャレンジしてきてうまくいかなかったことは今が本当にチャンスかもしれません。
獅子宮ドラゴンヘッドが、この水星にトラインですから、きっと何らかのご縁で、そういう再チャレンジのお話が、身近なところから出てきそうな気がします。
また、このドラゴンヘッド木星とスクエア、磨羯宮の冥王星とインコンジャクトですから、うまくいっている現状に関しては、いったん流れを止めるような形で現れるかもしれません。
しかしそれでも、やらなければならないことでしたら、やらざるを得ないという形で、自然に道が開けてきます。
極端な無理をしたり、逃げ隠れたしたり、そういうことをせずとも、自然に行くべき方向へ道は向かいます。
「道なりに」という言葉があります。
道順を聞かれたときに、少し曲がりくねっているような道路をどの角でも曲がらずに進むことをさすときに使います。
ちょうど、今わたくしたちのいる場所はそのような場所なのだと思います。
坂があったり、大きくカーブをしていたり、まっすぐではない長い道。
そしてその道を、行くべき方向へ、ただ道なりに。
信号が赤ならば止まり、ベビーカーの赤ちゃんに出会えば微笑み、自転車が突っ込んでくればよけ、妙齢の素敵な人に出会えば背筋を伸ばし、そして、ただ道なりに行くのです。
何があっても、あなたが進みたい道であるならば、それは自然に目的地に向かっています。
誰の夢でもない誰の期待でもない、あなたのほかに、誰もあなたの道を決めることはできません。
どうか、あなただけのために、あなたの幸せのために、前へ前へ。
その進む道そのものが幸せにあふれ、目的の場所からはまた新しい夢への道が長く美しく延びていることでしょう。
どうか、幸せであり続けてくださいませ。
今年も一年間、ありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願いします。
このブログをお読みくださる皆様をはじめ、この地球上の全ての人に愛と平安が訪れますように。
感謝の気持ちが皆様に届きますように。
ありがとうございます。