2017年12月満月

12月4日午前0時48分、双児宮11度40分の満月です。
日付が変わってすぐなので、今これを書いている2日の夜も、既にお月様の見た目は真ん丸に近くなっています。
月は現在は金牛宮なのですが、3日の朝6時22分に双児宮に入ります。
日曜日は起きたらもう満月効果が表れているかもしれません。
その満月は双児宮ですので、人馬宮の太陽とオポジションです。
そこに、双魚宮海王星がスクエアの位置で入り、Tスクエアを作ります。
ものすごいタイトですね。
これだけでも破壊力抜群です。
さらに、これに絡む月と海王星の真ん中に白羊宮の天王星
これがそれぞれの星とセミスクエアです。
さらにこの天王星は、太陽とセスキコードレイトです。
なかなか緊張感が高いではありませんか。しかも天王星天秤宮の火星とオポジションです。
したがって、火星は、月・海王星とそれぞれセスキコードレイトで、ここもまた緊張感漂う配置になっています。
行っていいのか悪いのか、迷いに迷った挙句、思い切って行っちゃうという感じです。
しかし、実はもう行くことは決められているという感じでもあります。
喜び勇んでいくという感じではなく、悩みなくするすると行くという感じでもありません。
ひたすら迷い、いやいやのようでもあり、しかし行くことができるのは自分だけだからという、どうもあまり喜ばしくは見えない決断を迫られている感じです。
これをお読みの方の中にも、何か大きな決断を迫られている方がいらっしゃるでしょう。
あるいは、既に決断はしたのだけれど、正しかったのかどうかいまだに悩んでいるという方もいらっしゃるかもしれません。
そう、きっと迷いが大きければ大きいほど、この時期のその決断は、正しいのです。
自信をもって、向かってください。
と、これを書いているわたくし自身も自信を持って言えないくらい、おどおどした気持ちになります。
しかし、しかしですね。
気持ちに負けてはいけません。
あなたがその決断をするに至るまで、すでにもう十分すぎるくらい悩みました。
あなた自身のこと、周りのこと。
それが本当に自分のためになるのか、または、単なる自分のわがままではないのか。
周りに与える影響はどうか。
困らせる人はいないだろうか。
考えに考え、ここまでたどりついた結論です。
もう、「自信を持ってください」などという言葉では間に合いませんね。
「腹をくくりましょう」
そう、これしかないようです。
緊張感の高い満月の星回りですが、太陽と同じ人馬宮の終わりのほうに、土星と水星が寄り添っていて、その二つの星が天王星とトライン、海王星とクインタイルです。
また、Tスクエアの頂点の海王星は、天蝎宮木星とトラインです。
あなたが理想とするご自分の姿、将来の夢、そういったものをかなえたいと思いながら、そこへ至るまでの不安は多々あるでしょう。
しかし、これまであなたが周りの人に尽くしてきたことが、その力の分だけ、あなたへの応援となって返ってきます。
また、以前にもその決意を実行に移そうとしてうまくいかなかったという場合も、今度こそは前に進むでしょう。
多くの障害があるように見えますが、実は一番の障害は、あなたの躊躇そのものなのかも知れません。
人馬宮の金星は火星とセミクインタイル、磨羯宮の冥王星セミスクエア。
冥王星は満月とバイクインタイル。
家族や身近な人々とは多少の摩擦は避けられませんが、それでもあなたを応援してくれています。
周りの声を聞く耳は必要ですが、腹をくくってさえいれば、それもよい刺激になるでしょう。
さあ、満月は4日。日付が変わってすぐです。
今までずいぶん悩んできました。
しかし、もういいことにしましょう。
日曜日の夜、一晩寝たら、明くる月曜日は、新しいあなたの始まりです。
すっきりと…とはいかないかもしれません。
それでも、すべてを飲み込んで、腹をくくって、さあ、行きましょう。
良い満月をお迎えください。