2017年8月新月
8月22日午前3時31分獅子宮28度53分の新月です。
同じ獅子宮の、新月のすぐそばにドラゴンヘッド、火星がいます。
皆既日食のうえに、火星も絡み、たいへん力強い新月です。
さらにこの新月火星ドラゴンヘッドのかたまりは白羊宮の天王星、人馬宮の土星とトラインです。
また、土星と火星のちょうど真ん中、天秤宮には木星がいて、小三角を作っています。
土星と天王星のトライン、木星と天王星のオポジションはとても緩いのですが、含めるとカイトが出来上がります。
グランドトラインと小三角の組み合わせで、中央を木星と天王星のオポジションが貫く形です。
（ここでは太陽、月、火星、ドラゴンヘッドという四つのポイントが同じような場所にあることで、それらをひとかたまりとしてとらえていますが、星の一つ一つが作る角度は結構緩いです。ですから、一つ一つの星が独立して作るタイトでピンポイントなものとは現れ方が少々違うと思われます。）
グランドトラインというのは非常に安定的で、昔から良い角度とされてきました。
確かに、大きな変化がなく安定しているのはよいことですよね。
しかし、新しいことを始めようという人にとっては、なかなか最初の一歩が踏み出せない可能性もあります。
場合によっては閉塞感さえも生み出すことになりかねません。
カイトは、そこにオポジションが一つ加わることで、安定からの出口が見つかることになるわけです。
ここにできるトラインは火のトラインです。
カイトのてっぺんは風のサインである天秤宮の木星、3室にあります。
もしあなたが、心のうちのエネルギーをどこへもっていっていいのか考えているのならば、一度身近な人間関係に目を向けてみてはいかがでしょうか。
あなたの豊かなエネルギーをごく近い人々と分かち合ったり、コミュニケーションの在り方を見直したりという形で行動を起こしてみましょう。
ちょうど、処女宮にいる水星が逆行ですから、これまでうまく連絡を取れなかった人や、長らく会っていない人に連絡をしてみましょう。
膠着した事態の打開が見込めるかもしれません。
ただし恋愛に限って言えば、解決には導かれても、いわゆるハッピーエンドとは違った形になるように思えます。
恋愛を語る5室にはこのグランドトラインの一角の土星がいますし、その土星は巨蟹宮の金星とインコンジャクトです。
金星は新月の固まりとはセミセクスタイルですが、水星とはセミスクエア。
たぶん、すっきりした進展は色恋抜きの形で成立するのではないかと思います。
一度そういう思いを捨ててしまって、いえ、それを捨てるために進んでみるというのもいいかもしれません。
そうはいっても、木星は双魚宮の海王星とバイクインタイル。
海王星は逆行の水星とオポジションになりますから、感情優位のものの見方に流される可能性があります。
それを、少々俯瞰する気持ちで落ち着いて眺められれば、事態を掌握できそうに思えます。
また、この海王星は磨羯宮の冥王星とセミスクエアで、冥王星は木星とスクエアです。
巨蟹宮の金星とは、サインの上でオポジションです。
ゆるゆるでTスクエアができています。
金星が12室、冥王星が6室ということもあり、情に飲まれるような感じがあるのですが、ここではスクエアを作る木星が助けてくれそうです。
しんどくてもきちんとコミュニケーションをとり続ければ、あなたの思いが救われるようにも思えます。
少し感じにくいかもしれませんが、「腑に落ちる」感覚があると思うのです。
その腑に落ちる形が「今のまま」の可能性もありますし、先ほど書きましたように色恋抜きの形ですっきり解決するという形である可能性もあります。
ここは、あなたの「理想」にとらわれると見えなくなってしまうので気を付けてください。
結局ことはおさまるところにおさまるのですが、納得いけば解決ですし、納得いかなければいつまでも拘泥し続けるということになるわけです。
おさまっていないと思ったら、あなたの「理想」を疑うのも一案です。
これは、恋愛に限ったことではありません。
人間関係、物事の全般に当てはまることだと思ってください。
特に、あなたが一所懸命にかかわり、尽くしている人や物事に関して当てはまることだと思います。
目標や理想を掲げてそれに向かって邁進することは素晴らしいことだと思います。
しかしそれは、あくまでも自分が到達しようとする目当てなのです。
にもかかわらず、そこに関わる人様の姿までもその理想に当てはめて「こうあるべき」というふうに考えてしまうと、物事の流れにずれが生じます。
自分自身の姿ですら、「こうあるべき」と決めてしまった時には、一度振り返ってみる必要があると思うのです。
獅子宮の新月、あなたの高い理想が周りの人々に与える影響は大きいかもしれません。
しかし、あなたの理想にすべての人を当てはめていこうとすると、思うように動かなくなってしまいます。
あなたの理想と周りの理想がうまくかみ合って、自然に意気投合し、影響しあって前進する、そんな形であればスムースに物事が運ぶように思えます。
ちなみにこの新月の時は、水星だけでなく、土星以遠の星々が皆逆行です。
10の惑星のうち半分が逆行しているわけですから、立ち止まり、振り返り、という作業は自然になじむものと思われます。
どうか、立ち止まり、心を尽くしてみてください。
人様に対して、ご自分に対して、「こうあるべき」という考えを捨てたとき、あなたの居場所は、あなたの願い通りに作られていることがわかると思います。
どうか、素晴らしい新月を。
そして、素晴らしいスタートを。
同じ獅子宮の、新月のすぐそばにドラゴンヘッド、火星がいます。
皆既日食のうえに、火星も絡み、たいへん力強い新月です。
さらにこの新月火星ドラゴンヘッドのかたまりは白羊宮の天王星、人馬宮の土星とトラインです。
また、土星と火星のちょうど真ん中、天秤宮には木星がいて、小三角を作っています。
土星と天王星のトライン、木星と天王星のオポジションはとても緩いのですが、含めるとカイトが出来上がります。
グランドトラインと小三角の組み合わせで、中央を木星と天王星のオポジションが貫く形です。
（ここでは太陽、月、火星、ドラゴンヘッドという四つのポイントが同じような場所にあることで、それらをひとかたまりとしてとらえていますが、星の一つ一つが作る角度は結構緩いです。ですから、一つ一つの星が独立して作るタイトでピンポイントなものとは現れ方が少々違うと思われます。）
グランドトラインというのは非常に安定的で、昔から良い角度とされてきました。
確かに、大きな変化がなく安定しているのはよいことですよね。
しかし、新しいことを始めようという人にとっては、なかなか最初の一歩が踏み出せない可能性もあります。
場合によっては閉塞感さえも生み出すことになりかねません。
カイトは、そこにオポジションが一つ加わることで、安定からの出口が見つかることになるわけです。
ここにできるトラインは火のトラインです。
カイトのてっぺんは風のサインである天秤宮の木星、3室にあります。
もしあなたが、心のうちのエネルギーをどこへもっていっていいのか考えているのならば、一度身近な人間関係に目を向けてみてはいかがでしょうか。
あなたの豊かなエネルギーをごく近い人々と分かち合ったり、コミュニケーションの在り方を見直したりという形で行動を起こしてみましょう。
ちょうど、処女宮にいる水星が逆行ですから、これまでうまく連絡を取れなかった人や、長らく会っていない人に連絡をしてみましょう。
膠着した事態の打開が見込めるかもしれません。
ただし恋愛に限って言えば、解決には導かれても、いわゆるハッピーエンドとは違った形になるように思えます。
恋愛を語る5室にはこのグランドトラインの一角の土星がいますし、その土星は巨蟹宮の金星とインコンジャクトです。
金星は新月の固まりとはセミセクスタイルですが、水星とはセミスクエア。
たぶん、すっきりした進展は色恋抜きの形で成立するのではないかと思います。
一度そういう思いを捨ててしまって、いえ、それを捨てるために進んでみるというのもいいかもしれません。
そうはいっても、木星は双魚宮の海王星とバイクインタイル。
海王星は逆行の水星とオポジションになりますから、感情優位のものの見方に流される可能性があります。
それを、少々俯瞰する気持ちで落ち着いて眺められれば、事態を掌握できそうに思えます。
また、この海王星は磨羯宮の冥王星とセミスクエアで、冥王星は木星とスクエアです。
巨蟹宮の金星とは、サインの上でオポジションです。
ゆるゆるでTスクエアができています。
金星が12室、冥王星が6室ということもあり、情に飲まれるような感じがあるのですが、ここではスクエアを作る木星が助けてくれそうです。
しんどくてもきちんとコミュニケーションをとり続ければ、あなたの思いが救われるようにも思えます。
少し感じにくいかもしれませんが、「腑に落ちる」感覚があると思うのです。
その腑に落ちる形が「今のまま」の可能性もありますし、先ほど書きましたように色恋抜きの形ですっきり解決するという形である可能性もあります。
ここは、あなたの「理想」にとらわれると見えなくなってしまうので気を付けてください。
結局ことはおさまるところにおさまるのですが、納得いけば解決ですし、納得いかなければいつまでも拘泥し続けるということになるわけです。
おさまっていないと思ったら、あなたの「理想」を疑うのも一案です。
これは、恋愛に限ったことではありません。
人間関係、物事の全般に当てはまることだと思ってください。
特に、あなたが一所懸命にかかわり、尽くしている人や物事に関して当てはまることだと思います。
目標や理想を掲げてそれに向かって邁進することは素晴らしいことだと思います。
しかしそれは、あくまでも自分が到達しようとする目当てなのです。
にもかかわらず、そこに関わる人様の姿までもその理想に当てはめて「こうあるべき」というふうに考えてしまうと、物事の流れにずれが生じます。
自分自身の姿ですら、「こうあるべき」と決めてしまった時には、一度振り返ってみる必要があると思うのです。
獅子宮の新月、あなたの高い理想が周りの人々に与える影響は大きいかもしれません。
しかし、あなたの理想にすべての人を当てはめていこうとすると、思うように動かなくなってしまいます。
あなたの理想と周りの理想がうまくかみ合って、自然に意気投合し、影響しあって前進する、そんな形であればスムースに物事が運ぶように思えます。
ちなみにこの新月の時は、水星だけでなく、土星以遠の星々が皆逆行です。
10の惑星のうち半分が逆行しているわけですから、立ち止まり、振り返り、という作業は自然になじむものと思われます。
どうか、立ち止まり、心を尽くしてみてください。
人様に対して、ご自分に対して、「こうあるべき」という考えを捨てたとき、あなたの居場所は、あなたの願い通りに作られていることがわかると思います。
どうか、素晴らしい新月を。
そして、素晴らしいスタートを。
