2017年8月満月
8月8日午前3時12分、宝瓶宮15度25分の満月です。
獅子宮の太陽のそばにドラゴンヘッドがあり、この日の満月は月蝕になりますね。
また、太陽のそばには火星もいて、対岸の月に力を与えます。
なんか、ものすごい頑固そうな満月ですね。
ちょうど、月の両側、それぞれセミセクスタイルの位置に双魚宮の海王星、磨羯宮の冥王星がいて、互いにセクスタイル。さらに、太陽、火星の二つの星とそれぞれインコンジャクトを作ります。ヨードになってるんですね。
太陽と月は固着宮、そこにヨードが絡んで、てこでも動かないぞと言っているようです。
さらに、この太陽、火星と海王星のインコンジャクトは別のヨードも作ります。
天秤宮の木星が、太陽、火星とのセクスタイル、海王星とのインコンジャクトを持つためです。
したがって、この木星は月とトラインで、太陽と月のオポジションを調停、もう一方のヨードを作る冥王星とはスクエアの関係にあり、今回の満月をめぐる星々の表情は、かなりな頑固者であるといえそうです。
年を取ると、柔軟になってくる人もいはりますし、頑固になってくる人もいはります。
しかし、絶対にどちらかになるというのではなく、どちらかの傾向が目立ってくるというだけではないかと思います。
一面、頑固なのに、別の面では柔軟であるとか、その逆もあると思います。
今回の星回りも、頑固極まりないようでありながら、きちんと抜け道もあります。
その抜け道は、あなたの「本来的な在り方」と「社会から求められる姿」のぶつかり合いから生まれます。
二つのヨードをつなぐ木星が4室に、冥王星がディセンダント近くにいてスクエアを作っているのですから、あなたのホームグラウンドでの働き、その在り方が、世間的に見られているイメージや、社会に求められる生き方に挑戦状をたたきつけるというようなことがあるような気もします。
逆かもしれません。
あなたがくつろぎ守られている状態に対して、社会から求められ、居心地の良い部屋から引きずり出されるということがあるのかもしれません。
どちらにしても、生かされるのはあなたの元々持っている夢や、それをかなえるための能力のようです。
ここでカギを握るのは、処女宮の水星です。
この水星は、太陽、火星とセミセクスタイル、海王星とオポジション、月とインコンジャクト、白羊宮の天王星とセスキコードレイトです。太陽とのセミセクスタイル以外は角度としては緩いのですが、水星が本来の座である処女宮にいて、さらにもう一つのホームである双児宮の定位置である3室にいるということから、この水星自体が力を発揮しやすく、他の星に与える影響も大きいと考えられます。
子どものころに習ったこと。若いころに培った知的なインフラストラクチャ―。
そういった、今のあなたを形作るうえでとても大切な基盤が、この動きにくい現状を打破するカギになると思うのです。
また、この水星は、巨蟹宮の金星とセクスタイルです。
金星は月とはバイクインタイルなので、ヨードというわけではありません。
窮屈に見えて、与えられた状況を楽しむ力を持ち合わせている配置といえるでしょう。
さらにこの金星は12室にいて、海王星とトラインです。
あなたの、心の中を覗いてみましょう。
あなたの本当にやりたいことは何でしょうか。
人は、子どものころに好きだったことが、本当に好きなことだといいます。
好きなのにあきらめてきたこと。
かなえることから目をそらしてきた夢。
あなたの子どものころの夢は何だったでしょうか。
七夕の短冊に書いた夢、得意だった科目、あこがれのアイドル。
それらは、あなたが進学、就職する先を決める指針になったかもしれませんし、今まさにその職業についているかもしれません。
しかし、家庭の事情を慮ったり、受験戦争に巻き込まれたり、そのほかにもあなたの思いとは関係のない様々なことで、その夢や憧れを見失ってきたという方も少なくないでしょう。
さらに金星は海王星とはトライン、ドラゴンヘッドとはセミスクエアです。
そしてドラゴンヘッドは土星とトラインです。
好きだからというだけで、夢がかなうわけではありません。
それでも、ただただ好きなことを続けていった結果、仕事として成立するようになるというのはよくあることです。
ただ、そのためには、他に犠牲にしなければならないことも多いし、周囲の協力を得られずに苦しむこともあるかもしれません。
好きなことを仕事にするために、時に過酷な選択を強いられることもあります。
それでも、この仕事をやりたい。
いえ、そうではなく、他の仕事はできない。
それが、「『好き』を仕事にする」ということです。
あなたがこの時期決意することは、そういうことなのかもしれません。
決意の重さに見合う努力と、それを楽しめる「好きな気持ち」を携えて、前に進んでください。
どうか、よい満月をお迎えくださいませ。
獅子宮の太陽のそばにドラゴンヘッドがあり、この日の満月は月蝕になりますね。
また、太陽のそばには火星もいて、対岸の月に力を与えます。
なんか、ものすごい頑固そうな満月ですね。
ちょうど、月の両側、それぞれセミセクスタイルの位置に双魚宮の海王星、磨羯宮の冥王星がいて、互いにセクスタイル。さらに、太陽、火星の二つの星とそれぞれインコンジャクトを作ります。ヨードになってるんですね。
太陽と月は固着宮、そこにヨードが絡んで、てこでも動かないぞと言っているようです。
さらに、この太陽、火星と海王星のインコンジャクトは別のヨードも作ります。
天秤宮の木星が、太陽、火星とのセクスタイル、海王星とのインコンジャクトを持つためです。
したがって、この木星は月とトラインで、太陽と月のオポジションを調停、もう一方のヨードを作る冥王星とはスクエアの関係にあり、今回の満月をめぐる星々の表情は、かなりな頑固者であるといえそうです。
年を取ると、柔軟になってくる人もいはりますし、頑固になってくる人もいはります。
しかし、絶対にどちらかになるというのではなく、どちらかの傾向が目立ってくるというだけではないかと思います。
一面、頑固なのに、別の面では柔軟であるとか、その逆もあると思います。
今回の星回りも、頑固極まりないようでありながら、きちんと抜け道もあります。
その抜け道は、あなたの「本来的な在り方」と「社会から求められる姿」のぶつかり合いから生まれます。
二つのヨードをつなぐ木星が4室に、冥王星がディセンダント近くにいてスクエアを作っているのですから、あなたのホームグラウンドでの働き、その在り方が、世間的に見られているイメージや、社会に求められる生き方に挑戦状をたたきつけるというようなことがあるような気もします。
逆かもしれません。
あなたがくつろぎ守られている状態に対して、社会から求められ、居心地の良い部屋から引きずり出されるということがあるのかもしれません。
どちらにしても、生かされるのはあなたの元々持っている夢や、それをかなえるための能力のようです。
ここでカギを握るのは、処女宮の水星です。
この水星は、太陽、火星とセミセクスタイル、海王星とオポジション、月とインコンジャクト、白羊宮の天王星とセスキコードレイトです。太陽とのセミセクスタイル以外は角度としては緩いのですが、水星が本来の座である処女宮にいて、さらにもう一つのホームである双児宮の定位置である3室にいるということから、この水星自体が力を発揮しやすく、他の星に与える影響も大きいと考えられます。
子どものころに習ったこと。若いころに培った知的なインフラストラクチャ―。
そういった、今のあなたを形作るうえでとても大切な基盤が、この動きにくい現状を打破するカギになると思うのです。
また、この水星は、巨蟹宮の金星とセクスタイルです。
金星は月とはバイクインタイルなので、ヨードというわけではありません。
窮屈に見えて、与えられた状況を楽しむ力を持ち合わせている配置といえるでしょう。
さらにこの金星は12室にいて、海王星とトラインです。
あなたの、心の中を覗いてみましょう。
あなたの本当にやりたいことは何でしょうか。
人は、子どものころに好きだったことが、本当に好きなことだといいます。
好きなのにあきらめてきたこと。
かなえることから目をそらしてきた夢。
あなたの子どものころの夢は何だったでしょうか。
七夕の短冊に書いた夢、得意だった科目、あこがれのアイドル。
それらは、あなたが進学、就職する先を決める指針になったかもしれませんし、今まさにその職業についているかもしれません。
しかし、家庭の事情を慮ったり、受験戦争に巻き込まれたり、そのほかにもあなたの思いとは関係のない様々なことで、その夢や憧れを見失ってきたという方も少なくないでしょう。
さらに金星は海王星とはトライン、ドラゴンヘッドとはセミスクエアです。
そしてドラゴンヘッドは土星とトラインです。
好きだからというだけで、夢がかなうわけではありません。
それでも、ただただ好きなことを続けていった結果、仕事として成立するようになるというのはよくあることです。
ただ、そのためには、他に犠牲にしなければならないことも多いし、周囲の協力を得られずに苦しむこともあるかもしれません。
好きなことを仕事にするために、時に過酷な選択を強いられることもあります。
それでも、この仕事をやりたい。
いえ、そうではなく、他の仕事はできない。
それが、「『好き』を仕事にする」ということです。
あなたがこの時期決意することは、そういうことなのかもしれません。
決意の重さに見合う努力と、それを楽しめる「好きな気持ち」を携えて、前に進んでください。
どうか、よい満月をお迎えくださいませ。
