2017年5月新月
5月26日午前4時46分、双児宮4度47分の新月です。
このところ仕事が重なってお疲れ気味の方も多いのではありませんか？
また、興味の赴くままにいろいろなことに着手しているという方もいらっしゃるかもしれません。
いずれにせよ、新月の日には一度心をリセットして、ご自分の目標をもう一度確認するというのもよいことだと思います。
さて、今回はアセンダントのすぐそばの新月ですね。
あなたの本当に好きなこと、「これこそ私の私たるゆえん！」と言えることがあったなら、そのことにスポットが当たり、より突き詰めて考えるチャンスに恵まれるでしょう。
このとき新月は白羊宮の金星とセミスクエア、磨羯宮の冥王星とセスキコードレイト。金星と冥王星はスクエアです。
あなたが好きで始めた仕事、勉強、趣味、そういったものがあなたの隠された能力を引き出し、自分自身の存在価値を一層感じる時期になると思われます。
しかし、その責任の大きさや課題の多さは、道を間違ったのではないかと思えるほどあなたにとって厳しいものになりそうです。
また、金星とオポジションの位置、天秤宮には木星がいて、冥王星も加わってTスクエアを作っています。
さらに木星は人馬宮の土星とクインタイル。
土星は、白羊宮の天王星と獅子宮のドラゴンヘッドと組んでグランドトラインです。
ここでも、単純に好きなこと、楽しいことについてはそのまま楽しむという格好にはならないようです。
このグランドトラインの一角である土星の真向いに双児宮の火星がいて、天王星、ドラゴンヘッドと小三角。つまり、このグランドトラインはカイトを作っているのです。
木星や天王星が絡んでいるとはいえ、むしろ、広がることより深まることに、より大きな力がかかります。
面白おかしく楽しむのではなく、あなたの置かれた状況、ある姿、それそのものを深め、より長く厳しく努力を要することになりそうです。
そしてそんなあなたを、周りの応援が支えてくれます。
それはあなたの家族、パートナー、友人という、実に身近で大切な人々の応援です。
そしてあなたが応援されるということは、あなたもまた、身近な人々の応援をしているのです。
何気ない一言が、くじけかけていたお友達の心を支えたり、温かいご飯が家族の力になったり、それはあなたとあなたの身近な人々との間で交わされるエールです。
ひょっとしたらあなたは今、「そのご飯を作るのがしんどいねん」という気持ちかもしれません。
また、「同僚と一緒につぶれそうやねん」という状況かもしれません。
5室の木星は、双魚宮の海王星、金牛宮の水星とそれぞれインコンジャクト、水星と海王星はセクスタイルのヨードです。
好きで始めた仕事なのに、やりたい仕事のための勉強なのに、くじけそうなあなた。
頑張っても頑張ってもタスクが増えるあなた。
成果を上げても上げてもより多くを求められているあなた。
一度、大きく深呼吸をしたら、あなたご自身をよく見つめてください。
あなたの今進んでいる道は、あなたが選んだ素晴らしい夢に通じる道です。
そして、実はあなたは、その夢に到達するために今の道を選んだのではありません。
「旅行」を思い起こしてみてください。
スペインに行こう。アルハンブラ宮殿を見よう。
そう思ったら、いろいろ調べるところから始まり、交通や宿泊や出国に関する様々な手続きを経て、旅の人になります。
現地では、フラメンコを見て、サングリアで酔っ払い、あちこちの観光地を見て回り…。そういういろいろなことを経て、憧れのアルハンブラ宮殿にたどり着くわけです。
その調べる過程、出発準備、道中、すべてに楽しみがあり、喜びがあります。
これが、行こうと思って目覚めたら目的地にいたとか、あり得ないですけど、あってもいやですよね。
目的地に通じる「道」そのものが楽しく意味のあるものになるように、旅の計画を立てているはずです。
わたくしたちが、夢に至る道を選ぶのも同じことです。
大切なのは夢に到達することではなく、夢に向かって歩くことそのものなのです。
ですから、その歩みそのものを楽しいものにすることが大切だと思います。
この新月は、ヨードもカイトもありますが、どちらも、あなた自身の中に、困難を打開する力があることを示しています。
外に答えを求めるのではなく、あなたの歩みそのものを、よりよくする工夫をしてみましょう。
歩みを楽しむ力が強ければ強いほど、道のりが長くても困難でも、もっと言えば、たとえ夢破れても、「ああ、これでよかった」と思えるのです。
つまり、夢自体はかなってもかなわなくてもいいのです。
結果に意味があるわけではないのですね。
そこへ到達するまでの道のりを、いかにもれなく楽しむか、すべてはここにかかっているのです。
楽しみを見つけるほど、長く苦しい道のりも、歩きやすくなるのです。
さらに付け加えて言えば、休憩しながら歩くということも必要です。
どんなに楽しくても、休憩せずにどんどん進めば、結局疲れを伴います。
スピードを緩めることもいいですし、荷物を下ろして立ち止まるのもいいでしょう。
そうすれば、進み続けていては気づかないことにも出会えます。
もったいないですから、決して一足飛びに進もうなんて思わないでくださいね。
道中を楽しむ。
人生という旅は、これに尽きます。
この新月、新しい旅のスタートです。
決意新たに進んでいきましょう。
あなたに新月の恵みがたくさんありますように。
このところ仕事が重なってお疲れ気味の方も多いのではありませんか？
また、興味の赴くままにいろいろなことに着手しているという方もいらっしゃるかもしれません。
いずれにせよ、新月の日には一度心をリセットして、ご自分の目標をもう一度確認するというのもよいことだと思います。
さて、今回はアセンダントのすぐそばの新月ですね。
あなたの本当に好きなこと、「これこそ私の私たるゆえん！」と言えることがあったなら、そのことにスポットが当たり、より突き詰めて考えるチャンスに恵まれるでしょう。
このとき新月は白羊宮の金星とセミスクエア、磨羯宮の冥王星とセスキコードレイト。金星と冥王星はスクエアです。
あなたが好きで始めた仕事、勉強、趣味、そういったものがあなたの隠された能力を引き出し、自分自身の存在価値を一層感じる時期になると思われます。
しかし、その責任の大きさや課題の多さは、道を間違ったのではないかと思えるほどあなたにとって厳しいものになりそうです。
また、金星とオポジションの位置、天秤宮には木星がいて、冥王星も加わってTスクエアを作っています。
さらに木星は人馬宮の土星とクインタイル。
土星は、白羊宮の天王星と獅子宮のドラゴンヘッドと組んでグランドトラインです。
ここでも、単純に好きなこと、楽しいことについてはそのまま楽しむという格好にはならないようです。
このグランドトラインの一角である土星の真向いに双児宮の火星がいて、天王星、ドラゴンヘッドと小三角。つまり、このグランドトラインはカイトを作っているのです。
木星や天王星が絡んでいるとはいえ、むしろ、広がることより深まることに、より大きな力がかかります。
面白おかしく楽しむのではなく、あなたの置かれた状況、ある姿、それそのものを深め、より長く厳しく努力を要することになりそうです。
そしてそんなあなたを、周りの応援が支えてくれます。
それはあなたの家族、パートナー、友人という、実に身近で大切な人々の応援です。
そしてあなたが応援されるということは、あなたもまた、身近な人々の応援をしているのです。
何気ない一言が、くじけかけていたお友達の心を支えたり、温かいご飯が家族の力になったり、それはあなたとあなたの身近な人々との間で交わされるエールです。
ひょっとしたらあなたは今、「そのご飯を作るのがしんどいねん」という気持ちかもしれません。
また、「同僚と一緒につぶれそうやねん」という状況かもしれません。
5室の木星は、双魚宮の海王星、金牛宮の水星とそれぞれインコンジャクト、水星と海王星はセクスタイルのヨードです。
好きで始めた仕事なのに、やりたい仕事のための勉強なのに、くじけそうなあなた。
頑張っても頑張ってもタスクが増えるあなた。
成果を上げても上げてもより多くを求められているあなた。
一度、大きく深呼吸をしたら、あなたご自身をよく見つめてください。
あなたの今進んでいる道は、あなたが選んだ素晴らしい夢に通じる道です。
そして、実はあなたは、その夢に到達するために今の道を選んだのではありません。
「旅行」を思い起こしてみてください。
スペインに行こう。アルハンブラ宮殿を見よう。
そう思ったら、いろいろ調べるところから始まり、交通や宿泊や出国に関する様々な手続きを経て、旅の人になります。
現地では、フラメンコを見て、サングリアで酔っ払い、あちこちの観光地を見て回り…。そういういろいろなことを経て、憧れのアルハンブラ宮殿にたどり着くわけです。
その調べる過程、出発準備、道中、すべてに楽しみがあり、喜びがあります。
これが、行こうと思って目覚めたら目的地にいたとか、あり得ないですけど、あってもいやですよね。
目的地に通じる「道」そのものが楽しく意味のあるものになるように、旅の計画を立てているはずです。
わたくしたちが、夢に至る道を選ぶのも同じことです。
大切なのは夢に到達することではなく、夢に向かって歩くことそのものなのです。
ですから、その歩みそのものを楽しいものにすることが大切だと思います。
この新月は、ヨードもカイトもありますが、どちらも、あなた自身の中に、困難を打開する力があることを示しています。
外に答えを求めるのではなく、あなたの歩みそのものを、よりよくする工夫をしてみましょう。
歩みを楽しむ力が強ければ強いほど、道のりが長くても困難でも、もっと言えば、たとえ夢破れても、「ああ、これでよかった」と思えるのです。
つまり、夢自体はかなってもかなわなくてもいいのです。
結果に意味があるわけではないのですね。
そこへ到達するまでの道のりを、いかにもれなく楽しむか、すべてはここにかかっているのです。
楽しみを見つけるほど、長く苦しい道のりも、歩きやすくなるのです。
さらに付け加えて言えば、休憩しながら歩くということも必要です。
どんなに楽しくても、休憩せずにどんどん進めば、結局疲れを伴います。
スピードを緩めることもいいですし、荷物を下ろして立ち止まるのもいいでしょう。
そうすれば、進み続けていては気づかないことにも出会えます。
もったいないですから、決して一足飛びに進もうなんて思わないでくださいね。
道中を楽しむ。
人生という旅は、これに尽きます。
この新月、新しい旅のスタートです。
決意新たに進んでいきましょう。
あなたに新月の恵みがたくさんありますように。
