2015年11月新月
１１月１２日午前２時４８分、天蝎宮１９度０１分の新月です。
この新月は天蝎宮で、磨羯宮の冥王星とセクスタイル、処女宮の木星とセクスタイルですから、この冥王星と木星がトラインですね。（小三角といいます。）同じく処女宮の火星とセミスクエア。自分からきちんと一歩踏み出せば、後ろをとんっと押してもらえる感じです。
まずはご家族が応援してくださるでしょう。特にあなたやパートナーの、それぞれのお母様。そのほかには、むしろ見えないところから、あるいはご自分の中の思い切りが生まれて、その思い切りに押してもらえるといったほうがいいでしょうか。
また、新月は２室で、すぐそばに水星がいます。
この水星もまた木星とはセクスタイルで、その上火星とセミスクエアです。アイデアもお金も、結局はご自分で出さなくてはならないとは思いますが、思い切ってスタートして「あちらをこうして、こちらをこうして…。」と算段している間に、あれよあれよと行く先が見えてくる…といった具合になりそうな気配。疑問を持たずにそのままいけば、案外するすると物事は進むでしょう。
特に、アセンダントのすぐそばにある金星が、新月や水星とセミスクエアで、ご自分自身のこだわりが、前に進むアクセルのようになる可能性もありそうです。あなた自身が心惹かれるもの、もしくはご自分自身の容姿や、あり方そのものについて、何らかの決意を抱かれたような場合、この新月のスタートは、機動力の大きいものになりそうです。
しかしこれらはすべてあなたご自身がご自分のために動いてこそのことです。
あなたとともに動いてくれるパートナーは、必ずしもあなたの思い通りになってくれるわけではありません。
お互いに別人格ですから、お相手はお相手で、ご希望をお持ちです。（もちろん、パートナーとそのお母様もまた別人格です。）
そうはいっても、案外それがよくわからないものなんですよね。
どんなに相手のことを思いやっているつもりでも、最終的には自分の目で自分の思いで相手を測るわけですから。
そんなわけで、そこはお二人ですり合わせていただくことになりそうです。お相手にも妥協をお求めでしたら、どうか同じだけあなたもお譲りになって、お互いのちょうどいい地点をお探りになるのが、この新月の「うまくいくコツ」であると思われます。
７室に、白羊宮の天王星がいて、これが、新月と木星のセクスタイルにインコンジャクトでヨードを作っています。
本当にちょうどいい点、大人の妥協点を見出すのにとても良い配置ではないかと思います。
これまでうまく話し合えなかったとしても、この時期なら何らかの妥協点が見つかるはずです。
しかし、どうかご注意を。
妥協点を見出すときに重要なのは、「あなたがどこまでなら妥協できるか」であって、相手がどこまで妥協してくれるかではありません。
相手のことは相手が決めます。あなたにはその権限はありません。
逆に、相手にもまた、あなたの妥協点を決める権限はありません。
しかしそれでも、お互いに最もいい点は、必ず存在します。
相手を尊重し、自分を尊重することでしか見つからないただ一つの素敵なポイントで、わたくしたちはお互いの権利を守りつつ、再び出会うのです。
さて、大切なパートナーと良い妥協点を見出したところで、合わせて他の努力ポイントを見ておきたいところです。
先ほど触れました１室の金星は、３室で人馬宮にある土星とセクスタイルです。ご自分自身を磨くために動くのにもかかわらず、案外自由自在に動きが取れそうもないというお声が聞こえてきそうです。
特にそのキーになるのが「連絡」です。
連絡がうまくいかず止まった感じになっているとか、連絡しづらいとか、連絡が来ないとか。
ここで、こちらから何回も連絡を取っているのにうまくつながらないという方は、もう少し頑張ってみられることをお勧めします。
ご自分から動いていらしたら、必ず良い形で返ってきますから、どうかご心配なくお続けください。
しかし案外、待っているのにメールが来ないから動けない、電話がかかってきたら次の仕事に移れるのにかかってこないというふうに思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか？
その場合は、少し視点を変えてみてください。
というのも、この土星は６室で双魚宮にある海王星とスクエアで、この海王星が、土星とセクスタイルを作る１室の金星とインコンジャクトなのです。
どうも、「譲りにくいところを譲る」という感じがしてきます。
「ならぬ堪忍するが堪忍」という言葉があります。
我慢しづらいことを我慢してこそ本当の我慢だという意味ですが、ここではそれほどおおげさなことではありません。
メール一通、電話一本、相手から来るのが筋だなどと頑張っているより、ちょっとこちらから送ってみてはどうでしょうか。
「自分から折れるのは筋が通らない」
と思うかもしれませんが、相手も同じように思っていたら、いつまでも解決しません。
どうかご自分の状況と、お相手の状況をよく観察なさって、ここでもうまい妥協点をお探しください。
なんだか、妥協妥協とすっきりしない新月のようですが、よく話し合えば、今後につながるよい関係の基礎ができるかもしれません。
そして本当に両者がよい関係を築き上げることができたら、それを取り巻く周囲もまた、よい状態を保つことができるというものです。
どうか、あなたにとって一番素敵で、みんなにとっても一番素敵なりますように。
良い新月をお過ごしくださいね。
この新月は天蝎宮で、磨羯宮の冥王星とセクスタイル、処女宮の木星とセクスタイルですから、この冥王星と木星がトラインですね。（小三角といいます。）同じく処女宮の火星とセミスクエア。自分からきちんと一歩踏み出せば、後ろをとんっと押してもらえる感じです。
まずはご家族が応援してくださるでしょう。特にあなたやパートナーの、それぞれのお母様。そのほかには、むしろ見えないところから、あるいはご自分の中の思い切りが生まれて、その思い切りに押してもらえるといったほうがいいでしょうか。
また、新月は２室で、すぐそばに水星がいます。
この水星もまた木星とはセクスタイルで、その上火星とセミスクエアです。アイデアもお金も、結局はご自分で出さなくてはならないとは思いますが、思い切ってスタートして「あちらをこうして、こちらをこうして…。」と算段している間に、あれよあれよと行く先が見えてくる…といった具合になりそうな気配。疑問を持たずにそのままいけば、案外するすると物事は進むでしょう。
特に、アセンダントのすぐそばにある金星が、新月や水星とセミスクエアで、ご自分自身のこだわりが、前に進むアクセルのようになる可能性もありそうです。あなた自身が心惹かれるもの、もしくはご自分自身の容姿や、あり方そのものについて、何らかの決意を抱かれたような場合、この新月のスタートは、機動力の大きいものになりそうです。
しかしこれらはすべてあなたご自身がご自分のために動いてこそのことです。
あなたとともに動いてくれるパートナーは、必ずしもあなたの思い通りになってくれるわけではありません。
お互いに別人格ですから、お相手はお相手で、ご希望をお持ちです。（もちろん、パートナーとそのお母様もまた別人格です。）
そうはいっても、案外それがよくわからないものなんですよね。
どんなに相手のことを思いやっているつもりでも、最終的には自分の目で自分の思いで相手を測るわけですから。
そんなわけで、そこはお二人ですり合わせていただくことになりそうです。お相手にも妥協をお求めでしたら、どうか同じだけあなたもお譲りになって、お互いのちょうどいい地点をお探りになるのが、この新月の「うまくいくコツ」であると思われます。
７室に、白羊宮の天王星がいて、これが、新月と木星のセクスタイルにインコンジャクトでヨードを作っています。
本当にちょうどいい点、大人の妥協点を見出すのにとても良い配置ではないかと思います。
これまでうまく話し合えなかったとしても、この時期なら何らかの妥協点が見つかるはずです。
しかし、どうかご注意を。
妥協点を見出すときに重要なのは、「あなたがどこまでなら妥協できるか」であって、相手がどこまで妥協してくれるかではありません。
相手のことは相手が決めます。あなたにはその権限はありません。
逆に、相手にもまた、あなたの妥協点を決める権限はありません。
しかしそれでも、お互いに最もいい点は、必ず存在します。
相手を尊重し、自分を尊重することでしか見つからないただ一つの素敵なポイントで、わたくしたちはお互いの権利を守りつつ、再び出会うのです。
さて、大切なパートナーと良い妥協点を見出したところで、合わせて他の努力ポイントを見ておきたいところです。
先ほど触れました１室の金星は、３室で人馬宮にある土星とセクスタイルです。ご自分自身を磨くために動くのにもかかわらず、案外自由自在に動きが取れそうもないというお声が聞こえてきそうです。
特にそのキーになるのが「連絡」です。
連絡がうまくいかず止まった感じになっているとか、連絡しづらいとか、連絡が来ないとか。
ここで、こちらから何回も連絡を取っているのにうまくつながらないという方は、もう少し頑張ってみられることをお勧めします。
ご自分から動いていらしたら、必ず良い形で返ってきますから、どうかご心配なくお続けください。
しかし案外、待っているのにメールが来ないから動けない、電話がかかってきたら次の仕事に移れるのにかかってこないというふうに思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか？
その場合は、少し視点を変えてみてください。
というのも、この土星は６室で双魚宮にある海王星とスクエアで、この海王星が、土星とセクスタイルを作る１室の金星とインコンジャクトなのです。
どうも、「譲りにくいところを譲る」という感じがしてきます。
「ならぬ堪忍するが堪忍」という言葉があります。
我慢しづらいことを我慢してこそ本当の我慢だという意味ですが、ここではそれほどおおげさなことではありません。
メール一通、電話一本、相手から来るのが筋だなどと頑張っているより、ちょっとこちらから送ってみてはどうでしょうか。
「自分から折れるのは筋が通らない」
と思うかもしれませんが、相手も同じように思っていたら、いつまでも解決しません。
どうかご自分の状況と、お相手の状況をよく観察なさって、ここでもうまい妥協点をお探しください。
なんだか、妥協妥協とすっきりしない新月のようですが、よく話し合えば、今後につながるよい関係の基礎ができるかもしれません。
そして本当に両者がよい関係を築き上げることができたら、それを取り巻く周囲もまた、よい状態を保つことができるというものです。
どうか、あなたにとって一番素敵で、みんなにとっても一番素敵なりますように。
良い新月をお過ごしくださいね。
