2008年10月満月

* 満月情報
10月15日午前5時3分牡羊座21度51分の満月です。
翌日の16日から水星は順行です。
いままでもたついていたことが一気に進みそうな、だらだらしていたのが急にやる気になりそうな、そんな満月です。
ここまで、新月には願い事を書き、日々の地道な努力を続けながらもなかなか成果の見えなかったあなた!
ひょっとしたらこのあたりで、蓋を開けたら「あっ♪」
…だったらうれしいんですけどね(笑)
しかし、この満月、実にそういう方がたくさんおられるのではないかと思います。


* 願ほどき
今回は牡羊座の満月ですから、なんだかとても「男前」な感じの月です。
魚座のようにしっとりした感じでもなく、水瓶座のようにさわやかな感じでもありません。ほしいものをがっつり手に入れて準備万端整って、「行くぞ!」って感じの月です。
ここね、「ちゃっかり」だと違う感じです。「がっつり」です。殆ど力ずく。
で、あかんかったらあっさり諦めそうな感じ。

そんなわけで、先月来いろんなことがごちゃごちゃして物事が進まずイラついているというかたがいらしたら、このあたりで何がしかの目処が立つようです。しかも、なんとなく見えてくるというより、もうほんとにはっきりしてくる感じですね。
願い事で言えば、叶うものなら叶うし、だめなものはだめ。
え?
願ったら必ず叶うんじゃないかって?
そうともいえません。叶わないものもあります。これはまた今度書きます。


さて、前置きが長くなってごめんなさい。
今日は、願い事が叶ったり、あるいは自分には別の素敵な道があることがわかったりした場合の次の行動について書きます。
そうそう、「願ほどき」です。
実はわたくしはこの言葉を「Dr.コパの願ほどき&願かけ風水」(小林祥晃著/主婦と生活社)という本で知りました。
詳しいことはこの本で読んでいただけばよいのですが、それでは情報になりませんので、わたくしなりの考えを書いておきたいと思います。


願い事が叶ったとき、そのすぐ次の行動といえば、まず感謝の気持ちを持つことですね。
本当にうれしいことがあったときって、思わず「ありがとうございます」って、手を合わせたりしますよね。やはり感謝の気持ちが大切だと、どなたも言っておられますが、実にわたくしもそうだと思います。その思いを忘れた途端に、足元は簡単にぐらつきます。
そして、手をあわせて感謝の気持ちを忘れずにいたら、次の願い事もすんなり動くわけです。


逆に、完全に叶わないことが明らかになったとき。それはつまり、自分にとってはそれらのものは必要ないのだと認める勇気ある決断をしたときです。
やはり「ありがとうございます」って手を合わせるといいんですよね。
でもそれって、すごく辛かったりしますよね。
手を合わせただけで、そう簡単に「ああ、すっきりした。」とはいかないわけです。
そこで、いろいろな策を講じます。

わたくしがよくやるのは、髪を切ること、ヘアカラーをすること、パーマをかけること。このどれか、または組み合わせでおこないます。
次に、携帯電話を変えること。近頃は購入のシステムが変わり、そう簡単には買い替えられなくなってきましたので、シールを貼り替えたりストラップを変えたり、何かしら手を加えています。待ち受け画像や着信音を変えるのもよい方法です。

きっと、皆さん無意識に「気分を変えるため」になさっていることではないでしょうか。このようなことは小さなことですが、意識的におこなうことで、今までの自分と決別する意志を表します。
すなわち、古い願をほどいて、自分をリセットするのです。
古い願いをそのまま引きずっていては、新しい願い事を叶える力も落ちます。一度すべてを解消して、自分自身を新しくして、そして次の願い事へ進んでみてください。そうすれば、必ず何か大きな発展が得られると思います。

月が欠けはじめたら、願ほどきのチャンスです。
まずは手を合わせて「ありがとう」からはじめてみましょう。