「占い」ということ、「願う」ということ、「感謝」ということ

まずは、ありがとうございました。

セラピーアーツさんでの、加陽さん主催の「寄り合い」の星占いのレクチャー、無事終了です。

皆様、ありがとうございました。

占いをしたり、その方法論をお伝えしたりという中で、改めて、「占いって何やろう?」という「?」がいっぱい頭に生えてきそうです。

いつも、占いは「使うものや!」と言ってはいるものの、こうして自分に起こる物事を「起こるがまま」にしていると、星の動きにものすごく合っている気がしてくるのも面白いものです。

何をどうしたら自分が幸せになるのか。

「楽しかったらええねん。」

は、正解なのですが、自分が動かしたら幸せになるのか、動かされるままにいたら幸せなのか、本当のところはわかりません。

だって、実は自分で決断したと思っていても、そう決断する流れだったかもしれないし、「仕方なくこうなった」と思っていても、実は心の奥底でそうなることを望んでいたかもしれないし。

物事や思考を支配することは、実はできないことなのかもしれない。

「願ったことは必ずかなう」なんて言うけれど、最近、「願うこと」自体がなくなっている自分に気づくと、「引き寄せ」とか「おまじない」とかの根本原理まで気づいてしまったりして、物やお金のためにそれらを実践することの無意味さに気づく。

願ったり、引き寄せたり、おまじないをかけたり。
それらは「願いの世界」のものだ。

「願いの世界」
わたくしは、ここから卒業するための踏ん切りがつきそうだ。

しかし、今もそこで学ぶ人々のために、さらに役立つことをお伝えして、「願いの世界」から「感謝の世界」へ至る道順を見つけていただけるお手伝いをしよう。

「感謝の世界」は本当に素敵だ。

願うことなど何もない。

ただ、「感謝」なのだ。

それは、手を合わせずにはおられない熱情のようなものだ。

もちろん、わたくしもいつもそこにいることができるわけではない。
むしろ、たいていコロリンと転落して「願いの世界」に舞い戻っていたりする。

しかし、気づけば振動数をあげる。

振動して振動して、熱情を呼び起こす。

実践あるのみ。

いや、実戦か。

本日、詠春拳の稽古、行ってまいります。