2009年2月新月

* 新月情報
2月25日10時36分、魚座6度35分の新月です。
魚座新月
なんだかとてもロマンティックですね。
願い事をするなら、「愛」「献身」「慈悲」をキーワードにした願い事を。
しかも、豊かに世界にあふれ出るような「愛」を表現するほどに、その願いはかなえられるのではないかと思います。

* 婚活
「婚活」という言葉を、最近よく耳にするようになりました。
これをお読みの皆さんの中にも、結婚を考えておられる若いかたがたも多いと思いますし、中にはわたくしと同じくらいか少し年上の方ならば、息子さんやお嬢さんの結婚についてお考えの方もいらっしゃると思います。
結婚のための良い出会いを求めて積極的に活動することは、大変素敵なことだと思います。
そこで、今日はirisasión流「成功する婚活のしかた」ということで、三項目書いてみたいと思います。すでにご結婚されている方は、最後の項目だけお読みいただいてもいいかと思います。

1.自分なりの決心をする
作家の森瑤子さん(故人)は、最初の結婚生活に別れを告げたあと、苦しい状態から抜け出ることができなかった時期が長くあったそうです。しかし、とうとう一念発起して「これからは笑顔を大切にしよう」と決心したその日、仕事に出かけて最初に会った方に、満面の笑顔で接したそうです。その方はイギリス人の男性で、後に彼女はこの方と結婚されたのです。
このエピソードは彼女のエッセイで読んだのですが、ずいぶん前のことで、どの本に収録されていたのか思い出せません。細かいことは多少記憶が定かではありませんが、彼女の多くのエッセイや小説を読めば、その後の結婚生活が、大変豊かで素晴らしいものであったことは十分うかがい知れます。
また、これはわたくしの例ですが、
「これからは、釣書や写真だけを見て断らない。一回会っただけで断らない。」
こんな誓いを立てて、最初にお見合いをした相手と数ヵ月後に結婚しました。

結婚を目指している方は、「わたしは今年(来年)結婚する」という気持ちを強く持ち、そのために何かひとつ決心をしてみてください。
何でもいいです。ただし、簡単に実行できることで。それは必ず実を結びます。


2.「結婚したい」ではなく「結婚する」と言う
新月の願い事などの、願い事の言葉に気をつけてみましょう。
願い事を聞き入れてくれる宇宙は、必ず願ったとおりのものを手渡してくれます。
ですから「結婚したい」と言えば、「結婚したい状態」を手渡してくれます。
つまり、結婚したい状態になるため、これといった変化はないでしょう。
「結婚する」と言えば、「結婚する状況」を手渡してくれます。
お相手が見つかったり、縁談をいただいたりするのです。
「結婚している」と言えば、「結婚している状況」を手渡してくれます。
今はまだその状態でなくとも、すでに結婚生活をしている状態や、ウエディングドレスを着たご自分あるいはお相手の姿を想像するのも楽しいと思います。もちろん「そうなったらいいな」ではなく「そうなることに決まった」ときちんとお考えください。
こういう気持ちの持ち方が、結婚を引き寄せます。
ちなみにわたくしも、まだ夫と出会っていなかった頃のことですが、「わたし、来年結婚するから。」と、母に宣言しました。「相手もいてへんのに!」と、母は取り合ってくれませんでしたが、お見合いのお話をいただいたのは、それからほんの二、三ヶ月後だったのです。
言ってみるものです(笑)


3.「結婚の時期」は、自分ひとりじゃわからない
よくクライアントさんに、「結婚の時期はいつごろですか?」と聞かれます。
占星術的には、「現在動いている木星が、出生の太陽と0度、120度、180度の角度を作ったとき」ということになるので、その時期をお答えしています。しかし、お相手のいる場合はその限りではありません。
当たり前のことですが、お相手にも結婚の時期というのがあって、やはり現在動いている木星がお相手の出生の太陽に同様の角度を取ったときがその時期なのです。
そうすると、疑問がひとつ生まれますよね。
「では、二人の時期がぴったり合わなければならないのか」
ということです。もちろん、ぴったり合えば大変強力ですが、決してぴったり合う必要はないのです。どうか、ご心配なく。
実は、出会いや結婚は、どちらか一方の運で二人の動きが決まることが多いのです。
つまり、今年結婚の運を示す星のない方がどうしても今年結婚したいのなら、今年結婚の運を持つお相手に出会えばよいということになります。
もちろん、出会いということになると、火星や金星の位置関係が問題になってきたり、せっかく出会っても思いを伝える水星がうまく働いてくれなかったら先に進まないかもしれません。
しかもそれがご自分の分とお相手の分、二倍ですから、ややこしいですね。
でもこの際、結婚に関してはかなり強力な星である木星ひとつに絞ってみましょう。
角度がぴったりでなくても、大体このぐらいということで、現在動いている木星が0度、120度、180度の角度にあたる星座を挙げておきます。これらの星座に太陽を持つ方(つまりこの星座生まれの方ということです)が、今年結婚のチャンスに恵まれる方です。

0度………水瓶座
120度…双子座・天秤座
180度…獅子座

ご自分がこの星座ではない場合、お相手の星座をお調べください。
もし、お相手がこの星座なら「動く」可能性が大きいといえます。
で、ご自身、またはお相手がこの星座の方の場合、もうすでに「プロポーズされた」とか、「お見合いのお話をいただいている」などの動きのある方もいらっしゃるかもしれませんし、中には「新しい命を授かった」という素晴らしいきっかけがある方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんお二人ともこのうちのいずれかですと、今年中に動く可能性は大変大きくなります。
もういちど、今のお相手の生年月日をご確認ください。

日ごろ詳細にホロスコープを書いて検討している態度から考えれば、ある意味ずいぶん大雑把な方法かもしれません。しかし、これでもわりあい当てはまるものです。
細かいことを言い始めたら、個人鑑定が必要になります。(わたくしはここではご依頼をお受けしておりません)
しかし、そんな細かいことを言って限定していくより、たとえ大雑把でも、お相手の分も合わせてチャンスを二倍に拡大したほうが楽しいではありませんか。
二人で幸せになるのですから、二人分の運をめいっぱい使って、幸せを倍増したいですよね。

そうそう、上記の星座の方ですでにご結婚されている場合、ご夫婦での活動範囲が広がったり、先送りになっていたハネムーンが実現したり、家族が増えたり、楽しく忙しい一年になりそうです。
もちろんこれらの星座以外の方も、いろいろな方面で楽しいことや忙しいことが期待されます。
何しろ水瓶座木星です。幸せが偏るなんて、思いもよらないことです。
広く公平に、世界中に幸せが広がるのです。
どうかみなさん、占星術を有効にお使いになって、幸せをどんどん増やしていってくださいね。

「月よ月よのお話」メルマガ登録はこちらです。 
http://merumo.ne.jp/00531137.html