2018年2月新月
2月16日午前6時06分、宝瓶宮２７度08分の新月、旧のお正月です。
この日の新月は夜明け前、したがって第１室になります。
つまりアセンダントが宝瓶宮。
大変に宝瓶宮の色の強い新月になりそうです。
またこの新月、ドラゴンテイルに近いところで起こりますので、日蝕になりますね。
新しいことを始めたり、既存の枠組みを超えたり、周りがあっというような展開に持ち込むと、いい流れになりそうですね。
この新月の太陽と月のすぐそばに水星がいて、これはコンジャンクションになります。
そして、これらが白羊宮の天王星とセクスタイル。
天王星は宝瓶宮の支配星ですね。
これはこのとき2室にあります。
アイデンティティーという言葉がありますよね。
これはアセンダントや1室の守備範囲で、あり方そのものを表します。
しかし時に、ご自身の持ち物にアイデンティティーを求めるという方がいらっしゃいます。
確かに洋服、バッグ、靴、髪形などを個性の表出したものととらえれば、持ち物にアイデンティティーを求めるというのは不思議ではないかもしれません。
個性は服装や髪形に自然に表れてくるものです。
しかし、逆にそういった持ち物で個性を作り出そうとするという場合もあると思います。
持ち物、所有というのは2室の守備範囲です。
そこに天王星がいて、1室の新月を支配するわけです。
こう書いてゆくと、服装がその人の在り方を決めると言っているようになるかもしれません。
しかし、所有物というのは、服装だけではありません。
お金もそうですし、デジタル機器、本、絵画骨董、仕事の道具。
そして、あなたの魂がこの世でその目的を果たすために毎日使っているその「身体」。
とにかくあなたの大切にしている何もかもが、あなたの所有物であり、財産であるのです。
本来、あなたの存在、あり方そのものが、あなたが何を所有するかを決めているはずです。
しかしこの新月の時は、あなたはあなたの所有物によってできているということを知るのかもしれません。
あるいは、あなたの所有している素晴らしい宝が、あなたの行く末を照らし出すのかもしれません。
新月と水星は、9室でMC近くにある天蝎宮の木星とスクエア。
そしてその木星が天王星とインコンジャクトです。
あなたの所有物と深い学びによる成長は、切っても切れない関係性を持ちます。
さらに、木星のいる天蝎宮の支配星である火星が人馬宮にあるため、火星と木星はミューチャルレセプション。
天蝎宮の支配星は、もともとは火星だけでしたが、冥王星が発見されてからは冥王星が主たる支配星となっています。
その冥王星は磨羯宮にいて12室です。
同じ磨羯宮の11室にはこの天蝎宮を支配する土星がいます。
そしてこの土星は1室の金星とセクスタイル。
金星は双魚宮で、同じ双魚宮には支配星の海王星がいます。
海王星は火星とスクエアでドラゴンヘッドとインコンジャクト。
火星はドラゴンヘッドとトライン。
ドラゴンヘッド以外の星はすべてチャートの左側、つまり東側に集まっています。
そして、ディセンダントのすぐそばにあるドラゴンヘッドへ向かってそのエネルギーが流れます。
総合してみると、確かに今のあなたに迷いはあるかもしれませんが、
あなたに元々与えられたギフトを生かすことが大事だと考えられます。
あなたに備わる才能。
あなたが苦心して集めた宝物。
それらが、あなたの道を決めてくれそうです。
あなたの目に見える範囲での意思や願いは、本当のあなたの生き方を決めるわけではありません。
あなたの生き方を決めるのはあなたの魂であり、あなたの表面的な欲望でどうにかなるものではありません。
あなたが生まれてから今までに与えられたギフト。
ご自身で培い、大切にしてきたご自分自身の宝物。
今こそそれらを生かすときが来たようです。
いえ、ちがいます。
今こそ、それらに生かされるときが来たのです。
わたくしは運命論者ではありません。
むしろ、運命は自分自身で切り開いていくものだと考えています。
しかし、この新月のチャートを見ると、自分自身の力だけではない何か別の力がわたくしたちの運命を形作るために動いているような気がしてなりません。
何がそのようにわたくしたちを動かすのでしょう。
わたくしたちの在り方が大きく変わる宝瓶宮の新月でしょうか。
あるいはそれを支配する2室の天王星でしょうか。
しかし星は、ただ巡るだけです。
その星の力を使って生きるのは、わたくしたち自身です。
つまり、わたくしたちの運命を形作るために動いている別のものもまた、自分自身だとわたくしは思うのです。
どうか、ご自分の人生を、ご自分以外の人に任せないでください。
あなたは、「私は自分で動かしている」という思いでいらっしゃるかもしれません。
でもひょっとしたら、その「自分」の判断は、誰か別の人の思いを受けているのかもしれません。
どうかこの新月、あなたの魂の動くままにあなたの人生を動かしてください。
あるいは、こう言い換えましょう。
あなたの魂の作り上げたあなたの才能に、あなたご自身をまかせてください。
あなたを導くことができるのは、あなただけなのです。
どうか、よい新月をお迎えくださいませ。
この日の新月は夜明け前、したがって第１室になります。
つまりアセンダントが宝瓶宮。
大変に宝瓶宮の色の強い新月になりそうです。
またこの新月、ドラゴンテイルに近いところで起こりますので、日蝕になりますね。
新しいことを始めたり、既存の枠組みを超えたり、周りがあっというような展開に持ち込むと、いい流れになりそうですね。
この新月の太陽と月のすぐそばに水星がいて、これはコンジャンクションになります。
そして、これらが白羊宮の天王星とセクスタイル。
天王星は宝瓶宮の支配星ですね。
これはこのとき2室にあります。
アイデンティティーという言葉がありますよね。
これはアセンダントや1室の守備範囲で、あり方そのものを表します。
しかし時に、ご自身の持ち物にアイデンティティーを求めるという方がいらっしゃいます。
確かに洋服、バッグ、靴、髪形などを個性の表出したものととらえれば、持ち物にアイデンティティーを求めるというのは不思議ではないかもしれません。
個性は服装や髪形に自然に表れてくるものです。
しかし、逆にそういった持ち物で個性を作り出そうとするという場合もあると思います。
持ち物、所有というのは2室の守備範囲です。
そこに天王星がいて、1室の新月を支配するわけです。
こう書いてゆくと、服装がその人の在り方を決めると言っているようになるかもしれません。
しかし、所有物というのは、服装だけではありません。
お金もそうですし、デジタル機器、本、絵画骨董、仕事の道具。
そして、あなたの魂がこの世でその目的を果たすために毎日使っているその「身体」。
とにかくあなたの大切にしている何もかもが、あなたの所有物であり、財産であるのです。
本来、あなたの存在、あり方そのものが、あなたが何を所有するかを決めているはずです。
しかしこの新月の時は、あなたはあなたの所有物によってできているということを知るのかもしれません。
あるいは、あなたの所有している素晴らしい宝が、あなたの行く末を照らし出すのかもしれません。
新月と水星は、9室でMC近くにある天蝎宮の木星とスクエア。
そしてその木星が天王星とインコンジャクトです。
あなたの所有物と深い学びによる成長は、切っても切れない関係性を持ちます。
さらに、木星のいる天蝎宮の支配星である火星が人馬宮にあるため、火星と木星はミューチャルレセプション。
天蝎宮の支配星は、もともとは火星だけでしたが、冥王星が発見されてからは冥王星が主たる支配星となっています。
その冥王星は磨羯宮にいて12室です。
同じ磨羯宮の11室にはこの天蝎宮を支配する土星がいます。
そしてこの土星は1室の金星とセクスタイル。
金星は双魚宮で、同じ双魚宮には支配星の海王星がいます。
海王星は火星とスクエアでドラゴンヘッドとインコンジャクト。
火星はドラゴンヘッドとトライン。
ドラゴンヘッド以外の星はすべてチャートの左側、つまり東側に集まっています。
そして、ディセンダントのすぐそばにあるドラゴンヘッドへ向かってそのエネルギーが流れます。
総合してみると、確かに今のあなたに迷いはあるかもしれませんが、
あなたに元々与えられたギフトを生かすことが大事だと考えられます。
あなたに備わる才能。
あなたが苦心して集めた宝物。
それらが、あなたの道を決めてくれそうです。
あなたの目に見える範囲での意思や願いは、本当のあなたの生き方を決めるわけではありません。
あなたの生き方を決めるのはあなたの魂であり、あなたの表面的な欲望でどうにかなるものではありません。
あなたが生まれてから今までに与えられたギフト。
ご自身で培い、大切にしてきたご自分自身の宝物。
今こそそれらを生かすときが来たようです。
いえ、ちがいます。
今こそ、それらに生かされるときが来たのです。
わたくしは運命論者ではありません。
むしろ、運命は自分自身で切り開いていくものだと考えています。
しかし、この新月のチャートを見ると、自分自身の力だけではない何か別の力がわたくしたちの運命を形作るために動いているような気がしてなりません。
何がそのようにわたくしたちを動かすのでしょう。
わたくしたちの在り方が大きく変わる宝瓶宮の新月でしょうか。
あるいはそれを支配する2室の天王星でしょうか。
しかし星は、ただ巡るだけです。
その星の力を使って生きるのは、わたくしたち自身です。
つまり、わたくしたちの運命を形作るために動いている別のものもまた、自分自身だとわたくしは思うのです。
どうか、ご自分の人生を、ご自分以外の人に任せないでください。
あなたは、「私は自分で動かしている」という思いでいらっしゃるかもしれません。
でもひょっとしたら、その「自分」の判断は、誰か別の人の思いを受けているのかもしれません。
どうかこの新月、あなたの魂の動くままにあなたの人生を動かしてください。
あるいは、こう言い換えましょう。
あなたの魂の作り上げたあなたの才能に、あなたご自身をまかせてください。
あなたを導くことができるのは、あなただけなのです。
どうか、よい新月をお迎えくださいませ。
