2018年1月満月 二回目

1月31日22時28分、獅子宮11度37分の満月です。
満月は2日にもあったので、ブルームーンです。
それよりも重要なのは、この日の月は皆既月蝕ですね。
月とドラゴンヘッドが重なるほどに近づいてコンジャンクションなのです。
大変、強力な力を持つ満月です。
星全体の並びとしては、月、ドラゴンヘッドを除いては主要な星がほぼ下半分に集まっています。
そして、10室にある月とドラゴンヘッドにその力が向かいます。
足場を固めて目標に向かう力強さを感じますね。
まず、月の真向いの宝瓶宮の太陽のすぐそばに金星がいます。
華やかで、楽しく、一人一人の人とその目標がぴったり結び合わさったような感じがします。
すぐ隣の磨羯宮にいる土星はホームにいるため強い力を発揮します。これが月とバイクインタイル。
着実に一歩一歩進んで、必ず夢を実現する強さを感じさせますね。
土星は3室にいるため、身近に連絡を取れる人々からの応援が何よりの力になりそうです。
この土星は太陽とセミクインタイル。
天蝎宮木星セミスクエア。
人馬宮の火星とセミセクスタイルになります。
大切な未来のために、少し我慢がいることも起こりそうです。
つまり、目標の達成に関係ないことのように見える我慢や苦労が、あなたの未来の力になっていくということです。
あなたの今の頑張りは、確実にあなたを育てます。
もう少しの間、それでもちょっと肩の力を抜きながら頑張ってみましょう。
目の前の仕事、今手の中にある仕事に集中することで、辛さは少しでも軽減されますよ。
木星と火星が2室です。
多少お金の出入りも多くなりそうです。
目標のために入用なのか無駄遣いなのかは、この段階では見極められそうにありません。
実際に入用な出費が無駄遣いのようにも見えますし、衝動買いで無駄遣いしてしまったと思ったものがのちに役立つこともあります。
この木星が金星とゆるいスクエア、冥王星とはタイトなセクスタイルなので、ぐずぐずと出し渋っているうちに残り一点を買い損ねることもありますが、それはよく考えたら必要のない買い物だったと気づいてほっとするというようなこともあります。
ご自分の本当に必要なものは自然な流れで購えるということもあります。
もちろんお金の使い道を考え工夫するのは大切ですが、無理やりに動かそうとすればどこかにひずみが出ます。
これは何についても同じですよね。
どんなことでも、無理をしない、流れに任せる、こういう姿勢も時には必要なのです。
さて、次に気になるのは5室にある双魚宮海王星です。
これが、月とインコンジャクト。
さらに、磨羯宮の水星、白羊宮の天王星とそれぞれセミスクエア。
つまり水星と天王星はスクエアですね。
天王星冥王星ともスクエアです。
このあたり緩めなんですが、海王星はホームの双魚宮にあるため、たいへんのびのび働きます。
大好きなことに溺れて家族もパートナーも忘れるほどに、幸せな気持ちになっているような、そんな感じがします。
そんなふうになってしまうといろいろ問題はあるでしょうけれど、周りとうまくやっていきながら、好きなことを一生続けられたらいいですよね。
でも、それはそれでそう簡単にはいきません。
「好きを仕事にする」
これ、この前、よく考えてみましょうと書きました。
たぶん、このあたりで答えが出るのではないでしょうか。
好きなんだけど、これをこのまま仕事にするのはどうかな。
そういう思いがはっきりしてきそうな気配がします。
それは、好きなことをあきらめるということではありません。
そのことを好きな自分が、仕事として選ぶのは何かということを明確にするということです。
もちろん、少しもやもやはあるかもしれません。
それでも、好きなことをそのまま仕事にするというよりは、それにのめりこむことができる自分にいったい何ができるのかを、問い直す姿勢のほうが、この星回りには合うような気がします。
いずれにしても、この日は天頂近くで満月、皆既月蝕が起こります。
あなたの人生の目標、一生かけて追い求めたい夢、そして、築き上げたいキャリア。
そこに向かって、星のエネルギーが動き出します。
この満月、改めてあなたの心に問いかけてみてください。
「わたしは自分のやりたことができているだろうか。心から好きと言えるそのあり方で、仕事や勉強に向き合えているだろうか」
その問いに心から「yes」と言えるよう、日々ご自分の思いに忠実でいらしてくださいね。