2013年3月満月 前半 「満月情報」
* 満月情報
先日の魚座祭りほどどっぷりでないのは、これらのほかに日のサインに入っている星がないからでしょう。しかし、面白いことに今回これらの星は6度から12度までの間に密集しているため、向き合った天秤宮の月と、太陽を含む4つの星がオポジションとなっています。これらがぎゅっと集まって双児宮の木星とはセクスタイル、磨羯宮の冥王星とはスクエア(ここで天秤宮の月と絡んでTスクエア)、天蝎宮の土星とはインコンジャクトということになります。
そして、近頃ずっとそうですが、土星冥王星のセクスタイルに木星がインコンジャクトでヨード。この木星は、月と太陽集団のオポジションを調停しています。さらにこの木星が火星と作るタイトなセクスタイルは、土星とのインコンジャクトでヨード。近いところにかたまっているため、天王星や太陽や金星も巻き込むギュウギュウ詰め加減です。
忙しそうな満月ですね。
しかも逃げられないというか、運命付けられているというか。
なんて言い方をするとかっこいいですけれど、実際に起こることは別にロマンティックなことではなく、「これを片付けなければ帰れない」とか、「ここでしか自分の力を発揮することができない」とか、そういうギュウギュウ詰めな感じのことです。
もともと満月というのは満ちた月ですからギュウギュウ詰めなものです。
しかし今回の満月は特に、動きが取れないほどのみっちりした感じがします。これまで練りに練って積み上げてきたものや、集めに集めた資料に囲まれて、締め切り間際の原稿を書いているような感じです。
それはあなたにしか書けない原稿で、誰に代わってもらうわけにもいかない大切な仕事です。逃げ出すことはできません。
しかし、突破口はあります。
こんな状況でも、救いの手はあるものです。あなたが忍耐強く頑張り続けることで、どこからともなくその救いが現れます。
それはあなた自身の底力かもしれませんし、友人から伝えられた何気ない一言かもしれません。
それは単に助ける助けてもらうという種類のことではなく、あなた自身が相手に尽くし、奉仕し、一所懸命頑張ってはじめて、そこから何かを得ることができるということのようです。
そうして得たものの爆発力は、たいへん大きなものになると思われます。誠実さ、無私の態度が生む力を実感してください。
どうか、楽をしようとは思わないでください。近道はありません。
後半小ネタ編は、長くなりすぎましたので、一つに載せられませんでした。
同じ書庫の「2013年3月満月 後半 『ニュートラルを目指しましょう』」をご覧くださいませ。
こちらです↓