前世の恋人…その2

再び前世の恋人ネタ。
というより、それがどこにのっていたかということを書いてなかった。
携帯の占いサイトの「宿命と予言」というところだ。
月々の情報料は必要だが、あの松村潔氏が監修されているので、非常に興味深い。
内容も豊富で、ハーモニクスやホラリーもある。占星術に関心をお持ちの方には参考になるかと思う。
とはいえ一般向けのサイトなので、複雑な種明かしはない。あくまで「結果のみ」である。
これで種明かしまであるともっとすごくなるが、月々315円でそれはありえない。

大変きめ細かく詳しい占いサイトだが、ただひとつ問題がある。
細かすぎて、「これとこれとでどない違うねん」という突っ込みを入れたくなるときがあるのだ。
しかも、結果が真逆だったりする。
慣れている人なら、星の使い方が違うということがわかるため、「あれもあり、これもありやな。」で済むが、慣れないと混乱する恐れも出てくる。

西洋占星術に限らず、暦を使った占いというものは、とても複雑で細かい作業を行って占うため、いろいろな矛盾をはらんでいたりする。もちろん人間というもの自体、矛盾や欺瞞をかかえながら日々一所懸命生きているのだから、それでよいのだと思う。
だれもがみな、スカッとシンプルにはいかない。

だから、「前世の恋人」なんてタイトルをつけておきながら占いサイトの宣伝なんかしてたりする。

って、関係ないか。

ま、とにかくこのサイトは面白い。
矛盾した結果が出れば、人間自体の複雑さを思って多様な考え方をすれば、おのずと答えは出る。



でも…。


でもこの占い、改めて前世の恋人との今生での再会の状況のところを読み直してみると、やはり矛盾をはらみながらも、条件はぴったりだ。
出会いの条件が互いに一致しているわけではない。しかし、それぞれの条件が実際に出会った状況にバラバラに一致している。
つまり、例えば(あくまで例えば)わたくしの側には「山で出会います」とかいてあるとする。相手のほうを調べると「川で出会います」と書いてあるとする。実際に出会ったのが「山の中の川のほとり」という具合である。
そういう矛盾とそういう一致。



誕生日は互いに一致している。


う~ん。


ちなみに、わたくしがはじめてこの占いを読んだのは、1年半から2年ほど前のことである。
「前世の恋人」に一致する条件の友人と出会ったのが昨年の9月ごろである。



う~ん。なるほどと思う。



この「なるほど」は、昨年から今年の星の動きや、たこ焼き器やベランダのいすや書店で見つけた本などをひっくるめた「なるほど」である。


よくできている。



なるほど。



どうも、引き寄せたようだ(笑)