星の力というのはこんなものかもしれない

今日、会社への道(100歩くらいあります)を歩きながらふと考えた。
 
今、いわゆる星回りというヤツがものすごく派手で、特にこの一週間は、何が起こっても不思議じゃないくらい派手な星回りになっている。
 
派手なことが起こっているという人もいるかもしれない。
何も起こっていないという人もいるかもしれない。
 
何も起こっていないという人は、たぶん、起こっていることに気づいてないだけなのではないだろうか。
自分の期待していることに対して期待していることが起こると、「すごい」と思うけれど、そうでない場合、「何かが起こった」ということに分類しないような気がする。
 
自分の期待していることに対して拘泥することをやめてしまうと、自分や自分の周囲に起こっているなんでもないことが本当はものすごいのだということに気づくのではないだろうか。
 
実際、いくら星の動き方が派手でも、自分に都合のいいことがそう易々と起こるわけではない。
だいいち、その都合のいいことが自分にとって本当に重要かというと、そうじゃなかったりする。
なのに、自分の思う自分にとって都合のいいことが自分にとってものすごく大事だと思い込んでしまうから、「何も起こらない。星占いなんて当たらない。」と思うのだ。
 
ほんとうは、「起こってほしいこと」よりも、むしろ、「実際に起こったこと」そのものが自分にとって重要なのだということに気づけるかどうかが大事なんじゃないかな。
 
そしたら、何かが起こるたびに、「あ、これは今のわたくしにとってとても大切なことなのだな」とか何とか思えたりするので、出来事やそれに対する自分の気持の変化なんかがとても大切に思えてくるし、本当は必要でない事柄に拘泥している自分から、ちょこっと解放されたりする。
そして、「大事なのはこれだったんだ。」とか、あっさりわかったりする。
 
そいうことがあるとわかってきたからか、やたらにわくわくする。
「ものすごいことが起こっている」という実感がある。
ただ、毎日仕事をして家事をこなしているだけなんだけれど。
そういう毎日のことがものすごい厚みをもってくる。
 
こんなことを実感できること自体が、今の星回りのすごさかもしれないけれど。