変化

わたくしは一応、占い師とかヒーラーとかの肩書きでいろんなものを書いたり人を集めたりしている。

別にこれが本職というのではない。

本職は主婦だ。

どこに行っても、職業欄には「専業主婦」と書く。


専業主婦と書くと、なんでも便利だ。

実は、「変化」という題名を書いたのも、この「専業主婦」ということについてだ。


こんなふうに書くと、とうとう独立して本格的にサロンを構えようとしていると思われる方もいるかもしれない。

ごめんなさい。違います。


「専業主婦」という公的な肩書きのもと、私的に仕事を聞かれたときに「運送屋のおかみさん」というのはどうかと考えたのだ。

最近夫のかわりにいろいろな会議やお食事会に出かけたりして、いろいろな方とお話しさせていただく機会があり、とても楽しい気分を味わっている。

こんな楽しいことがいろいろあるなら、「おかみさん」もいいなと、本格的に思っている。

「運送屋のおかみさんだけれど、星回りとかカードとか、かなり当たるんだって」なんて、周りの若い女の子たちに信頼されたりするのもいいなと思う。


それで、長い間いろんな方のお話を聞いたり、自分の思いをひろげたりして本を書いたりする。

と、まあ、行き着く先はやっぱり文筆業か。

そこから離れることはできないのかしらね。

でも、本を書いたりすることは子どものころからの夢だったりするので、これだけは残しておこう。